スーダンでクーデター未遂 民政への移管に向け国の安定が課題 #nhk_news https://t.co/0dTiDRRDFP
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年9月21日
スーダンではおととし、30年にわたって権力を握ったバシール大統領が、反政府デモをきっかけにした軍のクーデターで失脚し、現在は軍と民主化勢力の双方による共同統治が行われています。
スーダン軍などによりますと、21日、首都ハルツームでバシール前政権とつながりのある一部の兵士が、政府機関を制圧しようとしたということです。
スーダン軍は複数の兵士などを反乱を企てたとして拘束し「クーデター計画は未遂に終わった」と発表しました。
今のところ、けが人などは報告されていないということです。
これを受けて、ペルテス国連事務総長特別代表は「民主的な政治移管を妨げるすべての行為を非難する」とツイッターに投稿し、国連として、引き続き、スーダンの民主化を支援すると表明しました。
スーダンでは長年、アメリカと対立してきたバシール政権が崩壊し、去年、アメリカのテロ支援国家の指定が解除され、民主化への期待が高まっているものの、経済の低迷に対する市民のデモが相次いでいて、民政への移管に向けて国の安定が課題となっています。
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