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パキスタンムシャラフ元大統領は、軍トップの陸軍参謀長だった1999年、クーデターによって権力を掌握したあと大統領に就任しましたが、在任中の2007年にみずからの退陣を求めるデモや訴訟の動きを封じるため、違法に非常事態を宣言して憲法を停止したとして、国家反逆罪に問われていました。

パキスタンの首都、イスラマバードで17日に開かれた特別法廷で、裁判長はムシャラフ元大統領に死刑を言い渡しました。

判決の詳しい内容は明らかになっていませんが、地元メディアによりますと、死刑を言い渡す際、裁判長は「被告の反逆行為は明白だ」と述べたということです。

ムシャラフ元大統領は病気の治療を理由に3年前から国外で事実上の亡命生活を続けていて、特別法廷では弁護人を通じて無罪を主張していました。

ムシャラフ元大統領は17日の判決を不服として、最高裁判所に上訴を検討しているということです。

判決について、ムシャラフ元大統領の出身母体であるパキスタンは声明を発表し、「兵士たちは、多大な苦痛を感じて判決を受け止めている。憲法にのっとった公正な判断を期待する」と述べ、ムシャラフ元大統領を擁護する姿勢を示しました。

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