パキスタン ムシャラフ元大統領が死去 79歳 #nhk_news https://t.co/cOwTFfv4dr
— NHKニュース (@nhk_news) 2023年2月5日
パキスタンのムシャラフ元大統領は、軍トップの陸軍参謀長だった1999年、クーデターによって当時のシャリフ首相を失脚させて権力を掌握し、2001年に大統領に就任しました。
同じ年に起きたアメリカ同時多発テロ事件を受けて、国内で活動する国際テロ組織アルカイダやイスラム過激派組織の取締りに乗り出すなど、アメリカが進めるテロとの戦いに全面的に協力しました。
しかし、強権的な政治姿勢に加え、国内の治安が著しく悪化したことなどから、2008年の総選挙で敗れ、反対派が弾劾に向けた動きを進める中、大統領を辞任しました。
その後、ムシャラフ元大統領は国家反逆罪に問われましたが、晩年は病気の治療を理由に、国外で事実上の亡命生活を送っていました。
パキスタンの国営テレビなどによりますと、ムシャラフ元大統領は、入院先のアラブ首長国連邦のドバイの病院で、5日、亡くなったということです。79歳でした。
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