露 米のパイプライン建設制裁を批判 #nhk_news https://t.co/9l18l9EfcD
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年12月21日
トランプ大統領は20日、ロシアの天然ガスをドイツに送るノルドストリーム2とトルコに送るトルコストリームという2つの海底パイプラインの建設への制裁を盛り込んだ国防権限法を成立させました。
これを受けてロシア外務省は21日、「ロシアからのエネルギー供給をヨーロッパから奪おうとしている。ロシアの輸出を邪魔するより、むしろヨーロッパ経済の発展を減速させるものだ」と批判しました。
さらに「アメリカは地政学的な野望のためにはNATO=北大西洋条約機構のパートナーであってもいたわろうとしない」と指摘しました。
NATOではアメリカと各国が国防費の負担をめぐって対立しているほか、加盟国のトルコがロシアと軍事的な連携を進めるなど、足並みの乱れが顕著になっています。
こうした中、ロシアとしてはアメリカの一方的な行動がヨーロッパ経済にも影響を与えると強調することで、両者の関係にくさびを打ち込みたいねらいです。
Russia raps US sanctions on pipeline construction https://t.co/CHIF8XGYdS
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2019年12月21日