レバノン当局 ゴーン氏に話を聞く方針 #nhk_news https://t.co/pH4ZtT9Yug
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月3日
日産自動車のゴーン元会長は、去年4月に保釈され、保釈中は海外への渡航が禁じられていましたが、「不公正な日本の司法から逃れるためだ」として秘密裏に日本を出国し、先月30日にレバノンに入国しました。
その後の動静はほとんど明らかになっていませんが、先月31日に撮影されたとする妻のキャロルさんと食事をともにする写真が報じられています。
これについて、帰国後の元会長とやり取りをしたという友人で著名なジャーナリストのリカルド・カラム氏が3日、NHKのインタビューに応じ、「6人から8人程度と、彼の妻と非常に限られた友人だけが参加した夕食会だった」として、ごく限られた人数で元会長の出国を祝ったと明らかにしました。
そのうえでカラム氏は「ゴーン氏がまず取り組むのは記者会見だ。彼は大きく傷つけられた名誉を回復する必要がある」と述べ、ゴーン元会長は来週にも開かれるという記者会見でみずからの正当性を主張することになるという見通しを示しました。
元会長を巡っては東京地方検察庁などがICPO=国際刑事警察機構に国際手配を要請し、レバノン側は国際手配書を受け取ったことを明らかにしています。
海外への渡航を禁じられていた日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告が秘密裏に中東のレバノンに出国した問題で、経由地となったトルコの捜査当局はゴーン元会長の移動に違法性が確認されたとして、これに関わった疑いで民間航空会社の幹部ら5人を逮捕したと発表しました。
トルコの検察によりますと、逮捕されたのは、ゴーン元会長がトルコのイスタンブールを経由して日本からレバノンに移動した際に利用したプライベートジェットを運航する、民間航空会社の幹部やパイロットの5人です。
検察は、元会長がこの航空会社のプライベートジェット、2機を利用して日本からトルコ、そしてトルコからレバノンに移動したとしていて、5人の逮捕の理由については「トルコに合法ではない形で移動したことが確認されたため」としています。
一方、検察は当初、5人のほかに空港の地上サービス会社の社員2人を合わせた7人を拘束して事情を聴いていましたが、この2人については釈放したとしています。
元会長の出国を巡っては、トルコの民間航空会社「MNG Jet」が自社のプライベートジェット2機が違法に使われたとして関係者を刑事告訴したと発表していて、今回逮捕されたのはこの会社の幹部らとみられます。
Lebanese authorities to hear from Ghosn https://t.co/mMOyPvzXw7
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月3日
Turkey arrests 5 flight personnel in Ghosn case https://t.co/jUpSti9e9O
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月4日
Turkish firm: Jets illegally used in Ghosn escape https://t.co/1voWvl1l8m
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月3日
Data suggests Ghosn's possible flight route https://t.co/0w9CG6btRR
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月3日
プライベートジェット運航会社の従業員、記録改ざん認める ゴーン被告の名前残らず - 毎日新聞 https://t.co/1XmwAH5dpo
— 毎日新聞 (@mainichi) 2020年1月3日
関空からイスタンブールへのプライベートジェットに乗ったのは米警備会社の警備員2名と楽器ケース。楽器ケースは後に空で見つかった。警備員の一人は元米陸軍特殊部隊員のMichael Taylorで詐欺の逮捕歴有。ゴーンは家を一人で出たが関空でPジェットに乗る前に楽器箱に入った。 https://t.co/1mFZlEZQli
— H.S. Kim (@xcvbnm67890) January 4, 2020
この記事でさらに驚きなのが、関空からのフライトの搭乗客として登録されていた米国人の1人の名前が、2009年にタリバンの捕虜になっていた記者を救出したことで、民間警備業界では知られた存在の米陸軍特殊部隊出身者と同じだということ… https://t.co/iQXCsTC9kB
— George Nishiyama (@g_nishiyama) January 4, 2020
ゴーン被告が「逃亡」したレバノンってどんな国なの?https://t.co/mmL5p7R2DV
— 毎日新聞 (@mainichi) 2020年1月3日
ゴーン被告、ネットフリックスと独占契約 仏紙報道https://t.co/A9wGsxoH0e
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) 2020年1月3日
仏紙ルモンドは3日、ゴーン前会長が数カ月前、米動画配信最大手、ネットフリックスと独占契約を結んだと報じました。 pic.twitter.com/EBHiAeG2Ls
ネットフリックス「ゴーン氏と契約ない」仏紙報道を否定https://t.co/n3KIxpcGnJ
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) January 4, 2020
日本の広報担当者は朝日新聞の取材に「ゴーン氏と作品に関する契約はない」と語り、報道内容を否定。
ゴーン被告逃亡「正しかった」8割 仏紙読者アンケートhttps://t.co/yB6Z4tFNVa
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) 2020年1月4日
「有罪がまったく証明されていないのに非人間的な扱いをする日本人の爪から抜け出した。見事だ」など逃亡を肯定する書き込みが並んだ。「この逃亡はフランスのイメージを悪くするだろう」といった声も寄せられている。 pic.twitter.com/YZoj56FuZY
まだ貰ってもいない報酬を過少申告したというわけもわからない容疑で逮捕され、100日以上も勾留され、保釈後も妻と会うのは禁止され、パスポートを取り上げられ、記者会見しようとしたら別件でまた逮捕され、起訴されたら99%の確率で有罪になるって、外国人から見たら異常極まりないということですよ。 https://t.co/ut6Xbbe8YU
— 山口一臣 (@kazu1961omi) January 1, 2020
ゴーン被告、監視中止当日に逃亡 日産手配の業者に告訴警告 https://t.co/yVASQ4mSk1
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 4, 2020
ゴーン被告は自身を監視していた警備業者について刑事告訴する方針を表明し、業者が監視を中止した直後にレバノンに逃亡していました。
日産、ゴーン氏を警備会社に監視させてたのか。こういうの、たまに労働事件でもあるよね。組合の委員長や自宅待機を命じた社員などに対して、会社が頼んだ探偵とか、その会社の従業員に監視させたり、尾行させたりして、あら探しするやつ。
— ささきりょう (@ssk_ryo) January 4, 2020
https://t.co/fgYbuV8glW
Ghosn's lawyer offers view on client's flight https://t.co/G6G4wtVBvj
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月4日
ゴーン被告 妻との面会見通し立たず出国か 弁護士が見方示す #nhk_news https://t.co/TgaQrk2O84
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月4日
ゴーン元会長の弁護団は4日に都内で今後の対応などを協議し、弘中惇一郎弁護士が報道陣の取材に応じました。
この中で、弘中弁護士は「先月25日に行われた裁判の争点を整理する手続きで、妻のキャロルさんが関係していたとされる特別背任事件の裁判が、検察の反対でいつ始まるか見通しが立たなくなり、接触が禁じられているキャロルさんとの面会がいつ許されるのか分からない状況になった」と説明しました。
そして「ゴーン元会長はショックを受けた様子だったので、キャロルさんとの面会の見通しがたたなくなったことが出国の原因ではないか」と述べました。
また弁護団は来週の早い段階でレバノンの弁護士を通じてゴーン元会長と連絡を取りたいとしていて、元会長が今月8日に開くとしている会見の内容も踏まえ、弁護団も記者会見する考えを示しました。
また弘中弁護士は、3日に検察からゴーン元会長が使っていた携帯電話の通話記録やパスポート、面会簿、元会長が使っていたパソコンなどの任意提出を求められたことを明らかにし、守秘義務などの関係で問題があるもの以外は提出するとしています。
一方、裁判所の許可を得てゴーン元会長が携帯していたフランスのパスポートはダイヤル式の鍵のついたケースに入っていて、鍵の番号を知っていたのは弁護士1人だけで、元会長本人には知らせていなかったと説明しました。
Lawyer: Ghosn may have fled due to trial delay https://t.co/1ljCtbBqEq
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月4日
ゴーン被告 音響機器用の箱に隠れて出国か 米有力紙伝える #nhk_news https://t.co/pWCf3VoUe8
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月4日
日産自動車のゴーン元会長は保釈中の海外への渡航が禁じられていましたが、「不公正な日本の司法から逃れるためだ」として、秘密裏に日本を出国し、トルコを経由して翌30日にレバノンに到着しました。
ゴーン元会長の出国をめぐっては、レバノンのメディアが楽器の箱にまぎれて出国したとの見方を伝えていましたが、妻のキャロルさんはこれを否定しています。
こうした中、アメリカの有力紙、ウォール・ストリート・ジャーナルは3日、トルコ当局の複数の関係者の証言をもとに、ゴーン元会長が音響機器の運搬用の黒い箱に隠れて日本を出国したとの見方を伝えました。
また、ゴーン元会長を乗せたとみられるプライベートジェットの搭乗者名簿には、アメリカのパスポートを持つ男性2人の名前が記載され、2人のパスポートには日本を出国したことを示すスタンプが押されていたということです。
このうちの1人は、かつてアメリカ軍の特殊部隊に所属し、民間の軍事会社と契約していた2009年にアフガニスタンで拉致されたアメリカの有力紙の記者の救出にかかわった人物と同じ名前だと伝えています。
トルコの捜査当局は、ゴーン元会長の移動に違法性が確認されたとして、これまでにプライベートジェットを運航したトルコの民間航空会社の幹部やパイロット5人を逮捕し、元会長の日本出国からレバノン到着までの詳しいいきさつを調べています。