習主席 台湾と断交のキリバスの大統領と会談 経済協力で一致 #nhk_news https://t.co/rykawH0Mj6
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月6日
南太平洋のキリバスは、去年9月に台湾と断交して、中国と国交を回復させていて、6日、マーマウ大統領が、北京で習近平国家主席と会談しました。
国営の中国中央テレビによりますと、会談で、習主席は、「両国は、『1つの中国』の原則のもと外交関係を回復させたが、中国はこれを高く称賛している。国交回復は、両国の共通の利益にかなうものであり、関係をさらに新たな段階に押し上げていきたい」と述べました。
これに対し、マーマウ大統領は、「すでに両国の協力には顕著な成果が表れている。中国には、貿易や投資、観光や漁業などの分野での協力を強化してほしい」と述べて、支援に期待を示しました。
そして、両国は、中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」に関する覚書を交わすとともに、中国企業からの投資を加速させるなど、経済協力をいっそう進めていくことで一致しました。
マーマウ大統領の今回の訪問は習主席の招待によるもので、中国としては、今週末に行われる台湾の総統選挙の直前に、台湾と断交した国を手厚くもてなすことで、「1つの中国」の原則を受け入れない蔡英文総統に圧力をかけ続ける姿勢をあらためて示した形です。
China, Kiribati agree to deepen economic ties https://t.co/XXJV0jmkXo
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月6日