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11月のアメリカ大統領選挙に向けた民主党の候補者選びは、来月3日の中西部アイオワ州の党員集会を皮切りに始まります。

これを前に民主党のブッカー上院議員が13日、指名争いから撤退すると表明しました。

ブッカー氏はアフリカ系アメリカ人で、少数派の意見を代弁する政治家として頭角を現し、一時は有力な候補になるのではないかという見方も出ていましたが、支持は伸び悩んでいました。

撤退を受けてトランプ大統領ツイッターに「これで今夜はゆっくり休める。ブッカー氏とはいつか真正面からぶつからなければならないかとすごく心配していた!」と投稿し、ブッカー氏をやゆしたものだと受け止められています。

民主党の候補者選びをめぐっては先月、ハリス上院議員が撤退するなど、一時、有力視された候補の撤退の動きが出ていますが、依然、10人以上が争っていて、異例の混戦が続いています。