https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

三菱UFJフィナンシャル・グループは、デジタル戦略を担当している亀澤宏規副社長を、ことし4月に社長に昇格させる人事を正式に発表しました。メガバンクと呼ばれる大手金融グループでは、初めての理系出身のトップとなります。

亀澤氏は58歳。

東京大学理学部数学科出身で、昭和61年に当時の三菱銀行に入行しました。

為替や債券の売買の担当をへて、4年前からグループや傘下の銀行でデジタル戦略の中心的な役割を担っています。

これまでグループのトップを務めた三毛兼承社長の後任として、ことし4月に社長に昇格する予定です。

メガバンクと呼ばれる大手金融グループでは、初めての理系出身のトップとなります。

大手金融グループは、低金利で収益環境が悪化するなか、成長が見込まれるデジタル分野に注目していますが、三菱UFJとしては、こうした分野にあかるい亀澤氏のもとで、対応を強化するねらいがあります。

17日夕方に行われた会見で、亀澤氏は「金融業界は大変な変革の時期なので、改革を推進し、結果にもこだわりたい。金融機関の信頼やブランドがあるうちに、新しいイノベーションをつくっていきたい」と抱負を述べました。

#人事