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ウクライナ疑惑をめぐっては、ボルトン大統領補佐官が、近く出版を予定している本の中で、大統領側の主張と矛盾する内容を指摘していると伝えられています。

これについて、アメリカのメディアは29日、ホワイトハウス本の内容には大量の機密情報が含まれているとして、このままでは出版を認めないと、ボルトン氏側に警告していたと報じました。

また、トランプ大統領ボルトン氏について、ツイッター「もし私が彼の言うことを聞いていれば、第6次世界大戦になっているだろう。そして、辞めたとたんにひどく、虚偽の本を書いた」と投稿し、不満をあらわにしました。

この本の内容が報じられたことを受け、トランプ大統領の弾劾裁判で、ボルトン氏に証言を求めるかどうかの攻防が活発化していて、29日の審理では、検察官役の民主党の議員がボルトン氏の召喚は不可欠だと訴えたのに対し、大統領の弁護団は必要ないと主張しました。

ボルトン氏に証言を求めるためには、31日にも行われる見通しの採決で与党・共和党から少なくとも4人が賛成に回る必要があり、これまでに穏健派のロムニー議員などが賛成に前向きな姿勢を示していて、採決の行方に注目が集まっています。

アメリカのトランプ大統領は、カナダとメキシコとのNAFTA=北米自由貿易協定に代わる新たな協定を発効するための法案に署名し、「全米すべての労働者や農家にとって大きな勝利だ」と述べて、肝煎りの選挙公約の実現をアピールしました。

アメリカのトランプ大統領は29日、カナダとメキシコとのNAFTAに代わる新たな協定の発効に必要な関連法案に署名し、法律が成立しました。

新たな協定の名称は「USMCA」=「アメリカ・メキシコ・カナダ協定」で、NAFTAに含まれていたフリートレード=自由貿易の文言は除かれています。

トランプ大統領はNAFTAにより雇用を奪われているとして就任前から見直しを掲げ、おととし11月には3か国で新たな協定案に合意して、発効に向けた国内手続きが進められてきました。

トランプ大統領は署名式に労働者を招き、「ついにNAFTAの悪夢を終わらせる。全米すべての労働者や農家にとって大きな勝利だ」と述べて、肝煎りの選挙公約の実現をアピールしました。

新協定はことし半ばごろの発効が見込まれますが、協定には自動車の関税をゼロにする条件として、時給が16ドル以上の工場で生産することなどが盛り込まれていて、NAFTAを前提にメキシコに拠点を増やしてきた日本のメーカーなどは戦略の練り直しを迫られることになります。

#中南米