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EUは25日、加盟国の閣僚会議を開き、先月、EUを離脱したイギリスとの将来の関係をめぐる交渉をEUの執行機関に当たる「ヨーロッパ委員会」に委ねることを正式に決めました。

EUではこれで、イギリスとの交渉に向けた準備が整ったことになり、来月2日にブリュッセルで協議を始めると発表しました。

交渉のうち自由貿易協定について、EUは関税や数量制限を設けないことに加え、双方の間で公正な競争を確保するため、EUと同じ水準の規制を受け入れるよう求めていく方針です。

EUのバルニエ首席交渉官は25日の記者会見で「EUは何が何でも妥結するというわけではない」と安易な譲歩はしない姿勢を示し、イギリス側をけん制しました。

これに対し、イギリスは今週27日に交渉方針を発表する予定ですが、ジョンソン首相はこれまで「EUの規制には縛られない」と強調しています。

双方の立場の隔たりが大きいうえ、交渉に残された時間は離脱後の急激な変化を避けるための「移行期間」が終了する年末までとなっていて、厳しい交渉となることが予想されます。

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