ロシア 原油価格下落は許容範囲内も注視 新型コロナウイルス #nhk_news https://t.co/xo8agMq2yJ
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年3月1日
新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感から、国際的な原油価格が下落していることなどを受けて、ロシアのプーチン大統領は1日、経済担当の閣僚や大手石油会社の代表などを集めて会議を開きました。
このなかでプーチン大統領は、ロンドンの市場で取り引きされる北海産の原油の先物価格が先週、1バレル=50ドル台前半まで値下がりしたことについて、「私たちの経済政策で設定している価格は1バレル=42ドルで、今の水準は許容範囲内だ」と述べました。
ただ、「さまざまなシナリオに準備しておくことが重要だ」とも述べて、事態を注視すべきだとしたうえで、近くサウジアラビアを中心とするOPEC=石油輸出国機構の加盟国と会合を開き、対応を協議するとしました。
一方、ロシア国内で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは2人となっていますが、プーチン大統領は「適切な措置がとられている。事態はコントロールされている」と述べ、プーチン政権として感染拡大の防止に全力をあげていると強調しました。