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新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」のアメリカ人の乗客は、政府が用意したチャーター機で帰国し、このうち100人以上は、先月17日からテキサス州の空軍基地で隔離されました。

隔離は、アメリカのCDC疾病対策センターの定めで14日間となるはずでしたが、同じ基地に隔離されていた中国・武漢からの帰国者が、基地を出たあと感染が判明して騒ぎとなったことから、地元のサンアントニオ市は2日、公衆衛生上の非常事態宣言を出して隔離の解除に反対しました。

非常事態宣言では、「隔離されている人が基地から市に入ったり、通過したりすることを許可しない」としていて、100人以上が14日間の期限がすぎた今も隔離される異例の事態となっています。

乗客の家族や地元メディアによりますと、CDCが地元当局と調整を進めているものの、いつ隔離が解除されるのか見通しはたっていないということです。

アメリカのトランプ大統領は3日、ホワイトハウスで記者団に対し、感染拡大を防ぐためにアメリカへの入国を拒否する国やアメリカ国民に渡航の中止を呼びかける国について、「イタリア、韓国、日本の状況を注視している」と述べ、日本も対象とする可能性があるとの考えを示しました。

現在、アメリカ政府は、過去14日間に中国とイランに滞在したことがある人の入国を拒否しているほか、この2つの国の全土に加え、韓国とイタリアの一部について、アメリカ国民に「渡航中止」を呼びかけていますが、トランプ政権は対象を拡大する方針を示していました。

ただ、決定の時期について、トランプ大統領「適切な時期に、正しい決定をする」と述べるにとどめました。

また、感染拡大によって影響が懸念されている東京オリンピックの開催について記者から問われると「私の友人である安倍総理大臣に任せたい。彼は数十億ドルをかけてすばらしい会場を作った」と述べ、日本政府の判断を尊重する考えを示しました。

日本の外務省によりますと、日本から入国や入境する際に何らかの制限を設けている国と地域は、3日午後5時の段階で合わせて21あり、このうちインドは、日本人をはじめ、韓国人とイタリア人、イラン人を対象にすでに発給されているビザを無効にすることなどを発表しました。

こうした中、アメリカのトランプ大統領は3日、アメリカへの入国を拒否する国や自国民に渡航の中止を呼びかける国について、「イタリア、韓国、日本の状況を注視している」と述べ、日本も対象とする可能性があるとの考えを示しました。

アメリカ政府は、これまでに、中国とイラン全土に加え、韓国とイタリアの一部を対象に、渡航情報を最高レベルに引き上げ、自国民に対し「渡航中止」を呼びかけているほか、過去14日以内に中国とイランでの滞在歴がある人の入国を拒否する措置をとるなど警戒を強めています。

3日からは韓国とイタリアの空港から直行便でアメリカに向かうすべての人を対象に、搭乗前と到着後の複数回にわたる体温検査も始めました。

日本の外務省は、新型コロナウイルスの感染拡大が続けば今後も入国の制限などが広がる可能性もあるとして、最新の情報に注意するよう呼びかけています。

11月のアメリカ大統領選挙に向けた民主党の候補者選びは3日、全米14の州予備選挙が一斉に行われるスーパーチューズデーを迎え、順次開票が行われています。

ABCテレビは出口調査の結果などから、中道派のバイデン前副大統領が南部ノースカロライナ州など7州で勝利を確実にして中道派の支持を集めていて、勢いを見せています。

一方、左派のサンダース上院議員は地元の東部バーモント州など3州で勝利を確実にしています。

民主党の候補者選びは、人口に応じて全米に割りふられた代議員の過半数にあたる1991人を誰が獲得するかで争われます。

日本時間の午後1時からは全米で最も人口の多い西部カリフォルニア州で開票が始まり、事前の世論調査で優位にたつサンダース氏が強さを示すのかが焦点です。

バイデン前副大統領はカリフォルニア州ロサンゼルスで演説し、「私たちはとても活気づいている。今回の選挙で私たちは間違いなくトランプ大統領を追い出す。その戦いは始まった。私たちの仲間に加わってほしい」と述べました。

サンダース氏は、地元バーモント州で開かれた集会で、「このまま民主党の候補者選びを勝ち抜き、そしてアメリカ史上もっとも危険な大統領を打ち負かすことを自信をもって宣言する」と述べ、11月の本選挙に向けて選挙活動を加速させる考えを示しました。

そのうえでサンダース氏は、「この選挙戦は、働く人たちのための草の根の戦いだ。60人もの億万長者から献金を受け取っている候補には必ず勝つ。そして、この選挙戦に数十億ドルもの資金をつぎ込んでいる候補がいるとすれば、アメリカの選挙はカネでは買えないことを教えてやろう」と述べ、ほかの中道の候補の撤退によって浮上したバイデン氏や、巨額の選挙資金を投じるブルームバーグ氏を暗に批判しました。。

民主党の指名獲得を目指す左派のウォーレン氏は3日、中西部ミシガン州の最大都市デトロイトで支持者を前に演説し、「私はアメリカではすべての人に価値があり、金ではなく、人間こそが最も大事なものだと信じている。あなたもそう思うなら一緒に戦ってほしい」と、今後も選挙活動を続ける姿勢を示しました。

そのうえで「私に投票してほしい。今こそ大きな夢を持ち、戦うときだ。われわれは勝つ」と改めて支持を呼びかけました。

民主党の指名獲得を目指すブルームバーグ氏は3日、フロリダ州で支持者を前に集会を開き、近くにトランプ大統領の別荘があることを引き合いに出して、「私はゴルフのためにフロリダに来たのではない。11月の本選挙で勝つために来たのだ」とトランプ氏をやゆしつつ、トランプ大統領に勝てる候補者は自分だと強調しました。

そして「ほかの候補者が序盤戦の4つの州のために運動している間、私はトランプ大統領を倒すため真の戦場となる激戦州に力を注いできた」と述べ、指名獲得への意欲を示すとともに、党派を超えて銃規制や気候変動、医療保険改革といった課題の解決を約束しました。

アメリカのトランプ大統領は3日、東部メリーランド州にある国立衛生研究所で記者会見し、アメリカ大統領選挙に向けた野党・民主党の候補者選びのヤマ場、スーパーチューズデーについて言及しました。

この中でトランプ大統領「今夜はテレビを見るのがとても楽しみだ。おもしろいことになると思う。われわれはほかの国より経済を強くしてきた。相手が誰であろうと戦うだけだ」と述べ、みずからの成果に自信を示したうえで、民主党の候補者選びを注視する考えを示しました。

スーパーチューズデーの開票が進む中、トランプ大統領は3日ツイッターを更新し、「今夜の最大の敗者は、“ミニ・マイク”ブルームバーグだ。彼は政治コンサルタントにだまされて巨額の選挙資金を下水に流し、評判を落としただけだった」と書き込み、スーパーチューズデーから本格的に参戦したものの、バイデン氏やサンダース氏に遅れをとっている、ブルームバーグニューヨーク市長をやゆしました。

さらに、ウォーレン上院議員についても「今夜のもう1人の敗者だ。彼女の地元のマサチューセッツ州でも勝利に近づくことさえできなかった。夫と一緒に、冷えたビールでも飲んでいればいい」と書き込みました。

また、トランプ氏の陣営も声明を発表し、民主党の指名争いについて「どの候補者も勝利に必要な代議員の数を獲得できない可能性が高まっている。仮にサンダース氏が本選挙に出てこなくても、今や民主党は彼が掲げるような社会主義的な思想が主流になってしまっている」と批判したうえで、「誰が候補者になっても、トランプ大統領が打ち負かすだろう」と11月の本選挙での勝利に自信を示しました。

スーパーチューズデーの開票が進む中、トランプ大統領が書き込んだツイッターを受けて、バイデン氏もツイッターを更新。

「今夜負けたのはトランプ大統領、あなただ。アメリカ中の民主党支持者は盛り上がっている。私たちはまっとうで、勇敢で、打たれ強い。あなたなんかに負けてたまるか。きたる11月、われわれはあなたを打ち負かす」と書き込み、11月の本選挙に向け対決姿勢を示しました。

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