アフガニスタンの旧支配勢力タリバンが、地方幹部に対しアフガン政府側への攻撃再開を命じました。2月29日に署名されたばかりの和平合意に早くも暗雲が垂れこめています。https://t.co/wFSu5PTVSj
— 毎日新聞 (@mainichi) 2020年3月3日
タリバン幹部 米大統領と電話会談 和平合意の着実履行で一致 #nhk_news https://t.co/VESTybSb35
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年3月4日
タリバンの声明によりますと、ナンバー2のバラダル師が3日夜、トランプ大統領と電話で会談したということです。
この中でバラダル師は、先月29日にカタールのドーハでアフガニスタンに駐留するアメリカ軍の撤退などを含む和平合意に署名したことを高く評価するとしたうえで、アメリカ軍など国際部隊の撤退に向けて双方が改めて着実に合意を履行していくことで一致したとしています。
この会談について、トランプ大統領はワシントンで記者団に対し「タリバンとはよい会談ができた。双方が、暴力を望まないことで一致した」と述べました。
アメリカ同時多発テロ以降、アメリカの大統領がタリバン側と直接話したのはこれが初めてとみられます。
タリバンの声明では、アメリカのポンペイオ国務長官が、ガニ大統領と近く話し合うということで、今月開かれる見通しのアフガニスタン政府とタリバンとの直接対話の実現に向けて調整を進めているということです。
ただ、対話の前提条件となる双方の人質の交換が難航するとみられることから対話が実現するか不透明な情勢です。
Trump and Taliban leader talks over phone https://t.co/sL00jaIWBZ
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年3月4日
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