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アメリカ国防総省は、イラクにあるアメリカ軍の拠点にロケット弾が打ち込まれアメリカ軍の兵士2人を含む3人が死亡したことへの報復として、12日、イランの支援を受ける武装組織「カタイブ・ヒズボラ」のイラク国内の5か所の拠点空爆しました。

アメリカ軍で中東地域を管轄するマッケンジー司令官は13日、国防総省で記者会見し、空爆によって「カタイブ・ヒズボラ」の5か所の武器庫を破壊したことで、「イランが提供する高度な兵器を保管できなくなった」と述べ、作戦は一定の成果を収めたという考えを示しました。

その一方で、「脅威は高いままで、緊張は低下していない。代理勢力を通じたイランによる間接的な攻撃は続くだろう」とも述べ、イランや、その支援を受ける武装組織の脅威は低下していないと指摘しました。

そのうえでマッケンジー司令官は、イラク国内に迎撃ミサイル「パトリオット」の派遣を進めるなど、報復攻撃に備えた部隊の展開を急ぐ考えを示しました。

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