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スペインでは13日の時点で、新型コロナウイルスの感染者が4231人、死者が121人に上り、急速に感染が広がっています。

サンチェス首相は13日、テレビを通じて演説し、「国内の感染者は、来週には1万人以上になると予想される。対策によって感染のスピードを弱める」と述べ、非常事態を宣言しました。

そのうえで、サンチェス首相は、発症すると重症化しやすい高齢者や持病のある人については自宅にとどまるよう求めました。具体的な対策は今後、発表するとしています。

スペインでは、各州政府の判断ですでに国内のすべての学校が休校になっているほか、北東部や南部の一部地域では住民の出入りが原則として禁止されています。

また、感染拡大が最も深刻な、首都があるマドリード州では、食料品店など生活に必要なものを販売する店以外の営業が一切禁止されるなど、警戒が強まっています。

WHOのテドロス事務局長は13日、スイスのジュネーブの本部で開いた定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大について、「今やヨーロッパが『パンデミック』の中心地になった」と述べ、世界的な大流行の中心がヨーロッパになったという認識を示しました。

一方、複数の国が国境を越える人の移動を制限していることについて、危機対応を統括するライアン氏は、渡航制限をしていながら、結局ウイルスが持ち込まれた国はたくさんある。渡航制限よりも、検査や隔離などのほうがはるかに大切だ」と述べ、渡航を制限することでは感染の拡大を食い止められないとして、検査や隔離などの対策の強化が必要だと強調しました。

このほか世界的な感染のピークについて、技術責任者のバンケルコフ氏は、「今度何が起きるか推測できない。必要なのは、この『パンデミック』のいかなるシナリオに対しても準備を万全にすることであり、今後の感染の広がりは各国の対策にかかっている」と述べ、中国が対策の強化によって感染のピークを過ぎた例などを紹介しながら、各国が今以上に対策を講じる必要性を訴えました。

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