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イラン保健省は12日、新型コロナウイルスへの感染が確認された人が11日より1075人増えて1万75人になったと明らかにしました。

このうち亡くなった人は75人増えて429人となりました。

感染者が1万人を超えたのは中国、イタリアに続いて、3か国目です。

感染拡大が続くなか「アルコールの摂取がウイルス対策に効果的だ」というインターネット上のうそを信じ、密造酒を飲んで中毒症状に陥る人が各地で相次ぎ、国営通信によりますと、少なくとも70人が死亡したということです。

またイランでは、アメリカによる制裁の影響でマイナス成長が続いていて、中央銀行新型コロナウイルス対策としてIMF国際通貨基金に対して50億ドル、日本円にして5000億円余りの緊急融資を要請したとしています。

首都バグダッドの北のタージにあるアメリカ軍が駐留する基地では、11日、18発のロケット弾が打ち込まれ、アメリカ軍の兵士2人とイギリス軍の兵士1人の合わせて3人が死亡したほか、14人がけがをしました。

エスパー国防長官は12日、国防総省で記者会見し、「イランの支援を受けたシーア派武装組織によるきのうの攻撃は、アメリカが主導する有志連合を明確に標的にしたものだ」と述べ、攻撃はイランが支援する武装組織が実行したものだと断定しました。

そのうえで、アメリカは国民や同盟国に対する攻撃を容認しないことをはっきりさせたい。すべての選択肢がテーブルの上にある」と述べ、報復攻撃も辞さない考えを示しました。

イラクでは去年12月、アメリカ軍が駐留する北部の基地にロケット弾が打ち込まれ、アメリカ国籍の民間人1人が死亡しています。

これをきっかけに、アメリカ軍はイランが支援する武装組織への攻撃を開始し、アメリカによるソレイマニ司令官の殺害や、これに対するイランによる報復攻撃につながった経緯があるだけに、アメリカが攻撃に乗り出せば両国の間で再び緊張が高まることが懸念されます。

トランプ大統領は12日、ホワイトハウスで記者団に対し、イランの支援を受けた武装組織による攻撃の可能性が高いと指摘する一方、「イランだと完全に決めつけているわけではない」とも述べ、今回の攻撃の背後にイランがどこまで関与したかを慎重に見極める姿勢を示しました。

そのうえで、「われわれがどう対応するかは今後分かるだろう」と述べ、アメリカの対応については言及を避けました。

アメリカ国防総省は12日声明を発表し、イラクで今月11日、アメリカ軍が駐留する基地がロケット弾による攻撃を受け、3人が死亡したことへの報復として、イラク国内にある、イランが支援する武装組織の拠点5か所を空爆したことを明らかにしました。今回の攻撃によってアメリカとイランの間で再び緊張が高まることが懸念されます。

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