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アメリカ国防総省は14日、イラクの首都バグダッドの北のタージにあるアメリカ軍が駐留する基地にロケット弾が打ち込まれ、アメリカ軍の兵士3人がけがをしたことを明らかにしました。

アメリカが主導する有志連合の報道官も、現地時間の14日午前11時ごろ少なくとも25発のロケット弾が打ち込まれたと発表しています。国防総省は、イラク軍が関係者を拘束し調べているとしています。

この基地は今月11日にもロケット弾による攻撃を受けてアメリカ兵2人が死亡し、アメリカはイランの支援を受けるイスラムシーア派武装組織「カタイブ・ヒズボラ」が関与していたとして、イラク国内の5か所を空爆したばかりです。

国防総省の報道官は会見で、エスパー国防長官の発言を引用し、アメリカ兵に対する攻撃を容認せず、責任をとらせる」と改めて強調し、アメリカの対応しだいでは緊張がさらに高まるおそれがあります。

イスラエルでも新型コロナウイルスの感染は広がっていて、193人の感染者が確認されています。

こうした状況を受けて、ネタニヤフ首相は記者会見で、感染者や自宅隔離を命じられた人たちが外出禁止や外部との接触を禁じたルールを厳格に守っているか監視を強める必要があるとして、警察が携帯電話の通信データを傍受できるよう特別に許可する手続きを行ったことを明らかにしました。

さらに、ネタニヤフ首相は15日以降、国内のレストランやショッピングモール、それに映画館などの娯楽施設を閉鎖することを決定し、民間企業に対しできるだけ在宅勤務にするよう要請しました。

イスラエルは、すべての国からの外国人の渡航者の入国を原則として拒否するなど早々に厳しい対策を打ち出しているものの、感染拡大を食い止めるには至っていません。

イスラエルの司法省は、新型コロナウイルスの感染拡大を理由にネタニヤフ首相の汚職事件の初公判を2か月先の、ことし5月24日に延期すると発表しました。

ネタニヤフ首相はことし1月、地元の通信業者に便宜を図る見返りに傘下のネットメディアに政権に好意的な報道をするよう要求したとして収賄や背任の罪に問われ、初公判が今月17日にエルサレム地方裁判所で開かれることになっていました。

ネタニヤフ首相は感染拡大を防止するためだとして、すべての国から訪れる外国人の入国を原則として拒否する措置を取るなど、各国の間でも突出して厳しい対策を打ち出しています。

さらに首相はイスラエルは新型コロナという見えない敵との戦争状態にある」として対立する野党側に臨時の挙国一致内閣の設置への協力を呼びかけ、政治的なこう着状態の解消を図っています。

こうした中で、みずからの裁判の延期が発表されたことに対し、野党側は「首相は自己保身のために過剰な対策を推し進めているのではないか」として批判しています。

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