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メルケル首相は18日夜、国民向けのテレビ演説を行い、感染の拡大が続いていることについて、「重大な事態だ。東西ドイツの統一後、いや、第2次世界大戦後、これほど一致団結した行動が求められる試練に直面するのは初めてだ」として強い危機感を示しました。

そのうえで、「感染拡大のスピードを遅らせる必要がある」として、学校の休校や国境管理の厳格化などの措置に理解を求めました。

また、メルケル首相は「この危機は必ず乗り越えられる。ただ、愛する人をどれほど失うことになるのか。その大部分は私たちにかかっている」として国民ひとりひとりが感染拡大を食い止めるために行動する必要があると強調しました。

メルケル首相は、毎年、新年に向けたテレビ演説を行っていますが、それ以外でテレビ演説を行ったのは初めてで、感染の拡大が続く中、国民に連帯を呼びかけるねらいがあったと見られます。

EU加盟国のドイツとポーランドの国境付近の道路では17日、ポーランドに向かう大型トラックなどの長い列ができていました。

ポーランドは今月15日から外国人の入国を禁止していて、国境付近では警察がドイツからの車を1台ずつ止めて、IDカードなどを確認したり、体温を測定したりしていました。

ドイツに住んでいるポーランド人の男性は「2キロを走るのに3時間もかかった。ひどい状況だ。信じられない」などと話していました。

また、オーストリアハンガリーの国境付近でもハンガリーを経由して東ヨーロッパに向かう大型トラックなどが立往生し、一時30キロ以上の大渋滞となりました。

ハンガリーも今月17日以降、外国人の入国を禁止し、国境を封鎖する措置をとっていて、渋滞緩和のため夜間に一時的に国境を開放したものの混乱は続いています。

EUは各国に対し、物資を積んだトラックなどがスムーズに通行できるようにすることを求めていますが、物流が滞って医療品の供給にも遅れが出ることが懸念されています。

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