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この間、新型ウイルスに対する各国の政策の違いを見ていると、いろいろ感じることがある。その一つはアングロサクソン諸国(米英加豪NZ)と日本の、人口に占める感染者数の割合がおしなべて低いこと」だ。

そして、米英覇権体制の終わりや覇権多極化につながりそうな今回のウイルス危機は、医療や保健衛生の問題を超えた、覇権や諜報の問題だ。

ならば、ウイルスへの対策も、アングロ日本連合の諸国で横並びに行われても不思議でない。この連合のウイルス対策「感染者数の統計を少なめに出し続けること」である。

日本は医療体制が良いが、感染者っぽい症状が出て病院に行っても、いくつもの種類の発症のすべてが起きていないとウイルス検査を受けられず帰宅させられる。今回のウイルスは発症時の症状の組み合わせが人によってかなり違うのに、政府がそれをわざと無視し、杓子定規で非現実的な決まりを作って感染者にできるだけ検査を受けさせず、統計上の感染者数を大幅に少なくしているのが日本の現状だ。先週今週あたり、知り合い、もしくはそのまた知り合いがそのような目に遭っているという人が増えている。

この件について、アングロサクソンの元祖である英国のジョンソン首相が3月15日に衝撃的な発表をした。ジョンソンは、英国民の6割が感染する完成形に至る事態を避けられないと表明し、ウイルス危機は今夏に完成形になっていったん下火になるが、これまでのインフルエンザや風邪と同様、11月ぐらいから来春まで再び感染発症する人が出てきて、ウイルスは脅威を弱めつつ何年も再発し続けるとの予測を発表した。地域や都市を閉鎖して住民を外出させない隔離政策をとると、一時的に感染者の増加が抑えられるが、閉鎖や隔離を解いたら再び感染者が増えてしまうと指摘した。

そしてジョンソンは英国の対応として、健康な若者と、そうでない人々(高齢者と持病持ち)とを分けて、別々の過ごし方をする策を提案した。感染しても発症しにくい健康な若者(40歳以下)は、感染して抗体を体内に作ってもらい、英国民のできるだけ多くが「集団免疫」を持つことで、今冬のウイルス再発の事態を乗り越える。社交の制限などをやるが、それは感染拡大の遅延策であり、感染者が急増して病院が満杯でパンクする事態を防ぐ。一方、感染したら重症化しやすい高齢者や持病持ちの人々は、他の人々との接触をできるだけ減らした状態で4か月から半年をすごして感染を防ぎ、その後は集団免疫を持った若者に支えられて生きる。

安倍首相の日本政府は、今が正念場としか言わないし、感染者統計も明らかに少なすぎて、とても不正でインチキな感じがする。しかし実のところ、日本政府がやっている感染対策は、現実策として悪いものでない。

日本などアングロ連合諸国は、感染者数を少なくごまかす不正をやっている。これは一見悪いことだが、現実的に考えると、検査数を増やして感染者数を増やすと、軽症者で病院が満杯になりかねない。感染しているが軽症な人を入院させずに帰宅させると、感染者の自宅周辺がパニックになる。パニックを発生させても感染拡大の抑止にならない。しかも、感染者を入院させろという社会的圧力を強まり、病院が満杯になってしまう。ならば、検査せず公式な感染者に仕立てないことが現実的な選択肢になってくる。

中国は、共産党の強力かつ広範な独裁体制を活用し、人口の半分を閉鎖・隔離状態にして、感染拡大をかなり止めている。しかし今、閉鎖を解くと感染が再拡大する事態に直面し、なかなか閉鎖を解いていけない。北京市などは、いったん開けたが再び閉めている。中国政府は、閉鎖を解いて経済活動を再開していると強調しているが、その中には、習近平政権の「勝利」を喧伝するための「見せ物」としてごく一部が再稼働しているだけのところも多い。中国は、閉鎖の再開に苦労している。加えて中国は、重症な発症者だけを「感染者」として扱っており、日本と異なるやり方で感染者数を過少に発表することで「勝利」感を演出している。世界は、新しい覇権国である習近平の中国に媚びて、中国の勝利と再開の演技を鵜呑みにしている。

検査したがらない日本と対照的に、韓国は新天地教会の集団感染以来、ものすごく積極的に検査を拡大し、統計上の感染者は増加したが政策の透明度が上がって成功だったとされている。日本はアングロ連合と一緒に6割感染・集団免疫のシナリオに沿って検査回避の感染者隠しをやり、日本と対照的に韓国は積極検査の策をとり、EU諸国がそれを見習ったという流れになっている。しかし最近は韓国も感染者の増加幅が減ってきた。韓国の感染拡大は山を越えて終わりつつあるのか?。それは考えにくい。韓国の感染者は8千人台だ。こんな少数で終息するとは思えない。韓国は、感染者を積極的に統計に載せる政策を微妙に変えた可能性がある。

#イギリス

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なんと、あのドイツが
欧州の先頭でグローバル化の旗振り役を務めてきた
アンゲラ・メルケル首相が…

【フランス、オーストリア、スイスとの国境を閉鎖】
(16日の月曜日から)
(ポーランド側からは閉鎖済み)

世界の流れが大きく変わるときなのかもしれない
歴史の転換点を目撃しているのかもしれない

「移動の自由」を認める欧州の理念が揺らいでいます。

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#中村元
#多極化

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 全ての民族・言語の間の「壁」を取っ払い、
 一つの「塔」の中で「一本化」しようとして
 も、それは本質的に数学的に不可能であり
 (=つまり、「神」はそれを絶対に許容し
 ない)、どんなに努力して回避しようとして
 も民族・言語の多様性は必然的に発生する
 ものである

まさにそのように「壁」に飢えている人たちが非常に多い(=圧倒的な多数派に迫る勢い?)からこそ、トランプ氏のような大統領がついに誕生したのではないでしょうか。また、先般のフランスの大統領選挙の際の右翼政党の集会で用いられた「我々は我々の国にいる」というスローガンを見ても、移民の多いフランス等、西ヨーロッパの国々の社会においても、類似の現象=「壁への飢え」が如何に「猛威を振るっている」かが窺えます。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、イギリスのジョンソン首相は16日、会見を開き、国民に対して外部との接触を避けるなど、これまでより積極的な対策を取るよう呼びかけました。

具体的には、パブやレストラン、映画館などへの出入りを避け、大規模な集会を開いたり、不要な旅行は避けたりすることを求めています。

さらに、特に70歳以上で健康に問題がある人は今後12週間は外部と接触しないよう注意を促しました。

学校については現時点では休校にしない方針だとしながらも、今後、検討するとしました。

イギリスでは首都ロンドンを中心に感染が広がっていて、16日の時点で1543人の感染が確認され、このうち55人が亡くなりました。

イギリスは、これまでほかのヨーロッパ諸国のような集会の禁止や休校といった強制力のある対策は打ち出していませんでしたが、国民の間で実効性のある対策を求める声が高まる中、感染の封じ込めに向けてより積極的な行動を取るよう求めた形です。

The UK Only Realised "In The Last Few Days" That Its Coronavirus Strategy Would "Likely Result In Hundreds of Thousands of Deaths"

#ニセ科学