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#日銀#アベノミクス#リフレ#金融政策

動揺が続く金融市場では、不測の事態に備え、手元にドルを現金で持っておきたいという投資家が金融商品をいっせいに売り、株式などに加え、比較的安全とされる日本国債を売る動きも広がっています。

国債が売られると金利が上昇する関係にあるため、日本の長期金利は19日、1年4か月ぶりに0.095%まで上昇しました。

こうした中で日銀は19日、市場の動揺を抑えるため、金融機関から1兆3000億円の国債を臨時に買い入れることを決めました。

日銀は、臨時の買い入れに合わせて「債券市場でやや不安定な動きが見られ、年度末を控えた市場の安定維持に万全を期す」という異例のコメントを出して、今後も必要に応じて機動的に対応していく姿勢を示しました。

年金運用のコンサルティング会社「格付投資情報センター」は、大手企業を中心におよそ100社に、運用のアドバイスをしています。

会社の推計によりますと、アドバイスをしている100社の去年4月からの年金の運用利回りは、去年12月30日の時点では平均でプラス3.81%でした。

当時、日経平均株価は2万3600円余りでした。

しかし、日経平均株価が1万6700円余りまで値下がりした18日時点の運用利回りは、平均でマイナス3.97%になりました。

いわゆるリーマン・ショックで株価が暴落した2008年度の利回りは、マイナス15.85%に達しました。

その後、企業年金の運用は株式以外への分散投資が進んだことから、年金への影響は当時より抑えられているということです。

ただ、市場の混乱がさらに続き、株式のほかにも債券など幅広い金融商品が値下がりしていけば、利回りの確保がさらに難しい状況になるのではないかとみています。

格付投資情報センター宇野陽子部長は「リーマンショックのときと比べると冷静に受け止めている企業が多いが、感染拡大が長期化するのを不安に感じる企業は多い」と話していました。

#マーケット