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韓国軍によりますと、北朝鮮は21日午前、北西部のピョンアン(平安)北道から短距離弾道ミサイルとみられる飛しょう体2発を発射し、およそ410キロ飛行したとしています。

これについて、22日付けの朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、キム・ジョンウン委員長の立ち会いのもと、21日、戦術誘導兵器の発射実験を行ったと伝えました。

掲載された写真には、移動式の発射台からミサイルがオレンジ色の炎を上げながら上昇する様子が写っています。

キム委員長は「最近、開発した新型の兵器や、開発中の戦略兵器は、国の防衛戦略を画期的に変えようとするわれわれの考えの実現に決定的な貢献をする」と述べたとしています。

また、「労働新聞」は「異なる設定の飛行軌道と落下の角度のほか、命中力と弾道の威力がはっきりと示された」として実験が成功したとしています。

韓国に駐留するアメリカ軍の司令官は、北朝鮮でも新型コロナウイルスの感染者が出て、北朝鮮軍が一時、活動を停止していたという見方を示しています。

こうした中、北朝鮮としては軍の内部の引き締めを図るとともに、ミサイル技術の向上を目指すねらいがありそうです。

北朝鮮は、21日、北西部のピョンアン(平安)北道から短距離弾道ミサイルとみられる飛しょう体2発を発射し、これについて、22日付けの朝鮮労働党機関紙、「労働新聞」は、キム・ジョンウン金正恩)委員長の立ち会いのもと、戦術誘導兵器の発射実験を行ったと伝えました。

公開された写真から、北朝鮮が去年8月10日と16日に発射したミサイルと同じ種類だという見方が出ています。

これは、アメリカが保有する「ATACMS」というミサイルに類似していると指摘されています。

去年は、2発の発射の間隔が15分程度ありましたが、21日は、およそ5分となっていて、時間が短縮されています。

また、飛しょう体は、変則的な軌道を描いていたということで、韓国軍はアメリカ軍とともに、飛しょう体の種類など詳しい分析を進めています。

北朝鮮による今月2日と9日の発射については、去年後半に、発射を繰り返した「超大型ロケット砲」とする短距離弾道ミサイルとみられており、北朝鮮としては、さまざまな種類の発射を行うことで、攻撃能力の高さを誇示するねらいもあるとみられます。

アメリカ政府高官によりますと、トランプ大統領はキム委員長に新型コロナウイルスに関する親書を送ったことを明らかにしましたが、内容についてはトランプ大統領はキム委員長との対話を続けていくことを期待している」と述べるにとどまりました。

これについて、北朝鮮キム・ジョンウン委員長の妹のキム・ヨジョン(金与正)氏は、22日未明、国営の朝鮮中央通信を通じて談話を発表し、キム委員長が、親書を受け取ったと明らかにし、トランプ大統領新型コロナウイルスの感染防止について北朝鮮に協力する意向を示し、米朝関係を発展させるための構想も説明したとしています。

そのうえで、談話では「両首脳の間の、特別で強固な親交関係を示している。互いの関係は遠ざかっておらず非常にすばらしい」と、アメリカの対応を評価しました。

その一方で「両国の力学的な均衡が維持され、公平性が保障されてこそ、対話について考えることができるだろう」と感染防止の協力を受けるかどうかについては言及せず、くぎを刺しています。

北朝鮮は21日、短距離弾道ミサイルとみられる飛しょう体を発射するなど軍事的な挑発を続けていて、停滞する非核化協議の打開につながるかは不透明です。

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