英政権 閣僚相次ぎ感染で新型コロナウイルス対応に懸念強まる #nhk_news https://t.co/tXJyiZZyyP
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年3月28日
イギリスでは28日までに、１万7089人の感染が確認され、1019人が亡くなっています。影響は政府内部にも広がっていて、これまでにジョンソン首相や政府の対応を主導するハンコック保健相の感染が確認されたほか、28日には、別の閣僚も症状が出ているとして、外部との接触を避けることを明らかにしました。
今後は自宅で職務を続けるとしています。感染の拡大を避けるため、イギリスでは、外出制限が続き、周囲の人と２メートル離れることなどが求められていますが、今月25日には議会で、ジョンソン首相や閣僚が隣り合って座っていたほか、政権内の会合も通常どおり行われていたと伝えられています。
イギリスの新聞タイムズは「みずからが呼びかけたことを、閣僚たち自身が実践できていない」などと指摘しています。イギリス政府は、28日の会見で「ジョンソン首相は、引き続き対策を主導している」として、政府が一体となって取り組む姿勢を強調していますが、感染はすでに官邸内に広がっているのではないかという見方もあり、政府が今後、十分に対応できるのか、懸念が強まっています。
