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北マケドニア去年2月にNATOへの加盟が承認されていて、その後、加盟国の議会での手続きを経て、27日、正式に加盟し、これでNATOは30か国の体制となりました。

北マケドニアのペンダロフスキ大統領は演説し、「歴史的な成功だ。これで北マケドニアの将来が保証される」と述べました。

また、NATO加盟国で最大の軍事力を持つアメリカのポンペイ国務長官北マケドニアの加盟を歓迎する。集団防衛の義務を果たしていく」とする声明を発表しました。

北マケドニアがあるヨーロッパ南東部のバルカン半島では、ロシアが軍事支援やエネルギー企業の進出などで影響力を強めているほか、巨大経済圏構想「一帯一路」を掲げる中国も存在感を高めています。

こうした中、NATOとしては、北マケドニアを加えることで、ロシアや中国をけん制するねらいがあるとみられます。

北マケドニアに対しては、今週、EU=ヨーロッパ連合も加盟交渉を始めることで合意していて、この地域が、大国のせめぎ合いの舞台となっています。

イタリア政府は28日、新型コロナウイルスに感染して死亡した人が、およそ900人増えて1万23人になり、1万人を超えたことを明らかにしました。また、感染者はおよそ6000人増えて、9万2472人になりました。

イタリアでは、医療従事者の感染も相次いでいて、医師会連盟のまとめによりますと27日の時点で、感染した医師50人が死亡したということです。感染者が集中している北部では、医師や看護師、医療機器が不足しているとして、政府は医療従事者を募って現地に派遣したり、臨時の病院を設営したりして対策を強化してきましたが、この10日間で死者は3倍近くに増え、事態がさらに深刻化しています。

こうした中、イタリアでは、南部のシチリア島で27日、スーパーマーケットが襲われて食料品が奪われるなど、外出制限によって仕事を失った人たちの不満も高まっていて、28日には、コンテ首相が、人々の生活を支援するため、急きょ、日本円で5200億円近くを拠出することを発表するなど、社会不安への懸念が強まっています。

ヨーロッパでは28日、感染者がイタリアで9万2000人、スペインで7万2000人、フランスで3万7000人をそれぞれ超え、感染拡大に歯止めがかかっていません。

このため、イタリア北部やフランス東部など、重症の患者が急増している地域の医療機関では、十分な治療を行えなくなるおそれが出てきていて、フランスでは、軍用機や高速鉄道を使って感染者の少ない南部や西部に患者を搬送しています。

また、重症の患者を周辺の国が受け入れる、国境を越えた協力も始まっていて、28日には、イタリア北部の患者6人を乗せたドイツの軍用機が西部ケルンの空港に到着しました。

イタリアとフランスからの重症患者の受け入れは、スイスルクセンブルクも行っています。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、EU=ヨーロッパ連合の加盟国の間でも厳しい国境管理が行われるようになっています。

ドイツのクランプカレンバウアー国防相ツイッター「国境を越えた支援が重要だ。ヨーロッパは結束している」と書き込み、今回の危機に対してはヨーロッパの結束が必要だと強調しました。

スペインでは、28日の時点で新型コロナウイルスの感染者数が7万2248人となったほか、亡くなった人は前日に比べて800人以上増えて5690人と、死者の数がイタリアに次いで多くなっています。

サンチェス首相は28日夜、テレビ演説を行い、「人々の生活を維持するために最低限必要な仕事に就いている人以外は、自宅にとどまらなければならない」と述べ、食料品店や薬局、金融機関などの仕事以外では、通勤は認めないと発表しました。外出制限が厳しくなる期間は、週明けの30日から来月9日までです。

スペインでは今月14日から全土で外出を制限していますが、仕事を理由にした外出は認められていました。しかし、感染が広がり続ける中、経済活動を大きく制限する、厳しい措置に踏み切った形です。

スペインでは、重症の患者が急増し、医療現場の負担が大きくなっていて、サンチェス首相は、外出制限を厳しくすることで「人の移動を減らし、感染のリスクを下げることで、集中治療室の過密状態を緩和できる」と述べ、国民の理解を求めました。

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