ロシア 国営テレビのキャスターが自宅から外出自粛を呼びかけ #nhk_news https://t.co/cFIKrmNccD
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年3月28日
ロシアのプーチン大統領は、25日に行ったテレビ演説で「今もっとも大事なことは家にいることだ」と述べ、28日から来月5日までの1週間を休業期間と定め、仕事を休んで自宅にとどまるよう国民に求めました。
これを受けて、首都モスクワではスーパーや薬局などを除いて店が閉まり、28日は、中心部の赤の広場や大通りで人の姿はほとんどみられません。
また、ふだんはスタジオでニュース番組を進行しているロシア国営テレビのキャスターたちも自宅からの中継でニュースを伝えています。
キャスターは「感染の拡大を防ぐために私たちも自宅にいます」などと話し、視聴者にも外出の自粛を呼びかけました。
ロシアで新型コロナウイルスの感染が確認された人は、27日の時点で1036人に上るなど今週に入って急増しています。
プーチン政権は、感染拡大が深刻なイタリアへの手厚い支援をアピールし、ヨーロッパなどに比べるとロシアの状況はコントロールされていると繰り返し強調してきました。
一方で、プーチン大統領の続投を可能にする、憲法改正の是非を問う来月22日の国民投票を延期せざるを得なくなるなど、大統領が重視する政治日程にも影響が出ています。
ロシア 30日から国境閉鎖 新型コロナウイルス感染拡大防止で #nhk_news https://t.co/1bNAp30Zmx
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年3月28日
ロシア政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、今月30日から国境を閉鎖すると発表しました。
ロシアは今月27日から国際線の運航を停止していて、外交官など一部の関係者を除いて、鉄道や車など陸路で国境を越えることも認められなくなります。
ロシア政府はこれまで、国内の感染者はヨーロッパなどに比べると少ないとして、事態はコントロールされていると強調していました。
しかし、28日には感染者が合わせて1264人に上るなどこのところ急増していることを受けて、出入国を全面的に禁止する措置に踏み切りました。
在宅促すため「ライオン放たれた」ロシアで噂広がる https://t.co/oRHwGxlQDK
— テレ朝news (@tv_asahi_news) 2020年3月29日