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桜の花は来年も咲く。確かにそうだが、今年の「桜」は今年だけのものである。仮に同じだとしても、桜を見る「私」は今年と来年で同じ「私」ではない。今年の「私」が今年の「桜」を見ている。それは一回性の現象である。そして「人生」とはそうしたことの総体である。

電車の中でセダムードルの簡易ガイドに目を通す。早稲田に着くまでの間に読み終わり、理解した。だがこれはあくまでもさまざまな機能の中の一部(従来のコースナビの「お知らせ」「資料のアップ」「レポートの提出」などに相当する機能)で、とりあえず最低限使えるようになっていないとならないシンプルな機能である。

馬場下の交差点の鯛焼き屋でお八つの鯛焼きを1個買う。亡くなった私の母は、こういう場合、1個買うということが絶対にできない人だった。「そんな恥ずかしいこと・・・」と思っていたのだろう。息子の私はそれが抵抗なく出来る。それだけ社会の個人化が進んだということである。

昼食は蒲田駅で買った崎陽軒のシュウマイ弁当。それほど遅い時間に買ったわけではないが、最後の一個だった。お店の人によると、最近、お弁当がよく出るそうで、職場用にまとめ買いしていく客もいるそうである。客が来なくなった飲食店もテイクアウトに重点をシフトすることを考えているようである。

同じ動画配信でもライブではなく、オンデマンドの動画コンテンツを作ってやる場合は、ユーチューブ等の外部動画配信サイトにリンクする必要がある。

研究室で使っているノートパソコンを自宅に持ち帰ることにする。今日来たのはそのためもあった。

帰宅すると、夕刊の一面に「富士山降灰 首都圏マヒ」というギョッとする見出しの記事。

夕食はタラのムニエル野菜あんかけ、アボカドサラダ、めかぶ、柚子大根、ごはん。

デザートは苺。

今日のことを4月始まりの日記帳の最後のページに書き込んだ。

厚くなるのはいろいろなもの(写真、印字したメール、葉書、チケットの半券など)を貼りつけるからだ。

日記を付けることは一日を振り返ることだ。「その日」と少しの距離を置いて、半分他人事のように振り返る。とくに最近のような不安定な日々の中ではそれは大切なスタンスのように思える。

#食事#おやつ

「急にメーカーや卸しからのオーダーが2倍になり、てんてこ舞いでした」。

こう話すのは、トイレットペーパーなど家庭用の紙類の配送を行う、東京の物流会社の責任者です。

この会社は、首都圏のスーパーマーケットやドラックストアなど、およそ300か所にトイレットペーパーを配送しています。

通常はトラックおよそ50台で、1日当たり段ボールで1万箱を配送していましたが、買いだめの動きが広がってからは、メーカーや卸し業者から倍の2万箱の配送を依頼されました。

会社では急きょ、協力会社に依頼して新たに10台のトラックを手配して、なんとか対応しました。

それでも配送量が増えた影響で、運転手は品物の積み降ろしの頻度や運転時間が増えるなどして大きな負担になったといいます。

さらに配達に時間がかかったことで予定どおり店舗をまわれなくなり、最大で配送が3日も遅れたケースもあったということです。

配送を担う運転手やトラックには限りがあるため、発注が急激に増えたことで、逆に商品が届きにくくなるという悪循環が起きてしまったというのです。

結局こうした混乱は、つい最近まで1か月近く続いたということです。

責任者は、次のように不安を漏らしています。

「消費者が1個買えばいいものを2個、3個と買うと、それだけ物流にしわ寄せがかかる。しかし運転手不足で通常の配送でもぎりぎりの中、急なオーダーには対応しきれない。結果、通常配送も滞ってしまった。いつまた同じ混乱が起きるか、気が気でない」。

ようやくトイレットペーパーの買いだめが落ち着いてきたやさきに、新たな懸念も出てきています。

先週末、東京都が外出自粛を要請したのをきっかけに一部の店舗では、冷凍食品などを買い占める動きがありました。

これを受けて、冷凍食品などの配送を行う都内の会社では、冷凍食品の配送依頼が増えてきているといいます。

この会社の経営者は、次のように話しています。

「スーパーの陳列棚を見ると冷凍食品コーナーは、特売の後のように品薄になっているところもあり、中には『あるだけ持ってきてくれ』という依頼もある。配送センターはトラックへの荷入れなどで大騒ぎで、まるで戦場のようです」。

「ただ、社内の倉庫には冷凍食品の在庫はきちんとある。あるメーカー用の倉庫はぎっしり詰め込まれている。通常の配送なら在庫が切れることはない。買いだめは控えてほしい」。

現場の運転手からも不安の声があがっています。

都内で食料品などを配送する50代の運転手は、先週からスーパーマーケットなどへの食料品の配送が増え、食事の時間を確保するのが難しくなるほど業務量が増えているといいます。

「とにかく疲れがたまっています。仕事が増えても人が増えるわけではないので。早く落ち着いてほしいです」。

都内のおよそ3200社の運送会社でつくる東京都トラック協会の担当者も危機感を募らせています。

「そもそもトラック業界は慢性的な運転手不足の中で、通常の配送もぎりぎりの中で行っている。業務が増えたことで万が一、運転手が体調不良にでもなってしまうと物流全体にも影響が出かねない事態になってしまう。消費者の人たちには、デマに惑わされず買いだめを行わないで冷静な行動、いままでどおりの購入を続けてほしい。皆さんの行動が物流業界全体に、そして皆さんの生活にも影響することを想像してもらいたい」と呼びかけています。