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 元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏は、1986 FIFAワールドカップ メキシコ準々決勝イングランド戦で決めた“神の手”ゴールのシーンを振り返った。17日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 1986年6月22日、メキシコのアステカスタジアムで開催されたW杯準々決勝で、アルゼンチンはイングランドに2-1で勝利。この試合でマラドーナ氏は、後に”神の手“と呼ばれるゴールと5人抜きゴールという2つの伝説的なシーンを生み出し、母国を勝利へ導いた。あれから34年近くが経った今、マラドーナ氏が議論を呼んだ”神の手“ゴールについて語った。

「クロスボールを見上げた時思ったんだ、『絶対に届かない、頼むから落ちてきてくれ』とね。そうしたらあるアイデアが頭に浮かんだ。手と頭を使うことだ」

「地面に倒れこんだ時、どこにボールがあるのか分からなかったよ。そして見たら、ボールがネットの中に入っていたんだ!そして俺は『ゴール、ゴール!』と叫び始めた」

「そしたらバティスタが手で入れたのか聞いてきたんだ。『口を閉じろ、そして俺にハグしろ』と俺は言った。そしたらみんなが俺にハグし始めたんだ」

 また、マラドーナ氏はこの試合を裁いたアリン・ビン・ナセル氏との後の会話も明かした。

「彼は、『副審はゴールを指していたし自分にはハンドは見えなかった。だけど会場にいた80,000人も同じように気づいていなかったんだ。間違っていたのは僕1人だけじゃない。会場全体だよ』と言っていたよ」

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