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ロシアでは、第2次世界大戦が終結した日について、日本が降伏文書に署名した日にちなんで9月2日と定め、毎年、極東や北方領土などで記念行事が行われています。

しかし、軍やサハリン州出身の下院議員などは、ソビエト時代対日戦勝記念日として祝日にもなっていた9月3日に変更することを盛り込んだ法案を議会に提出し、今月17日までに上下両院で可決されました。

提案理由は、「愛国的な伝統を強化し、歴史の記憶を保持するため」などとされ、プーチン大統領は24日、法案に署名しました。

終戦から75年となる中、戦勝国としての立場を一層誇示し、国民の愛国心を高めるねらいがあるとみられます。

9月3日を「抗日戦争勝利記念日」と定める中国と歩調を合わせる形となり、戦争で日本に勝利したことが強調され、北方領土の引き渡しに反対する世論が一層高まる可能性もあります。

一方、ロシア政府内からは、「あくまでも戦争終結を記念する日であり、法律の関連文書には、平和的な共存と協力の道を模索することも盛り込まれている点に注目すべきだ」という声も出ています。

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