羽田空港に足止めのロシア人ら約120人 チャーター機で帰国 #nhk_news https://t.co/GMjqzGt4ql
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年4月19日
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ロシア政府は先月下旬から国際線の定期便の運航を停止していて、この影響で、仕事や観光で日本を訪れていたロシア人およそ400人が帰国できず、日本にとどまっていました。
このうちロシア極東から仕事などで訪れていたおよそ30人は搭乗する予定だった便が飛ばず、羽田空港に足止めされ、所持金もほとんどなくなったため、11日間にわたってロビーで寝泊まりしていました。
こうした事態を受けて、ロシア政府は19日、極東地域の人たちを対象に成田空港からウラジオストクへのチャーター機を手配し、羽田空港に足止めされていた人たちもバスで成田空港に移動して、この便に乗りました。
チャーター機は19日午後、およそ120人を乗せてウラジオストクに向けて出発し、空港ロビーに足止めされていたロシア人男性が撮影した映像にはようやく帰国できることに安どの表情を浮かべる人たちの様子がうつっていました。
ロシア大使館によりますと、日本には依然として帰国を希望するロシア人300人近くがとどまっており、今後もチャーター機の運航が検討されているということです。