日産 最終赤字に転落の見通し 新型コロナで収益悪化 #nhk_news https://t.co/TxfgTzrzom
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年4月28日
日産は28日、ことし3月期の業績について営業損益がこれまでの850億円の黒字から1200億円から1300億円程度、悪化する可能性があると発表しました。
これとあわせて、最終損益もこれまでの650億円の黒字から1500億円から1600億円程度、悪化する可能性があるとしています。
これは新型コロナウイルスの感染拡大で、世界的に販売が落ち込んだためで、正確な影響は精査中としながらも、営業損益、最終損益ともに赤字に転落する見通しです。
日産の1年間の決算が最終赤字になれば、リーマンショックの影響を受けた2009年3月期の決算以来11年ぶりです。
日産は、ゴーン元会長の事件以降、主力のアメリカ市場での販売の低迷などで厳しい業績が続いていて、5月、立て直しに向けた中期経営計画を発表する予定です。
会社は、中期経営計画の内容によっては追加の費用が発生する可能性があるとしていて、新型コロナウイルスの影響が見通せない中で、踏み込んだ立て直し策を打ち出せるかが問われます。