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 そのなかで今、もっともテレビ局や代理店関係者の悩みの種なのは、「CMスポンサーが何かにつけて出稿を止めること」(同)だという。

「一番大きいのはモノが売れない。そもそも販売できる場所が緊急事態宣言の影響で閉鎖されている。また、今の社会情勢からテレビ媒体そのものの価値が問われる事態にもなっている。そうしたときに、本当にテレビCMに出稿していいのかどうか、真剣に悩んでいるようです」(同)

 目下、テレビ局営業マンたちが最も危惧しているのは「右肩上がりのインターネットにCM出稿を切り替えられること。そうなれば、二度とテレビCMに出稿してもらえない」というだけに、激しい火花を散らしての攻防は今後も続きそうだ。

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