フィリピンGDP 21年ぶりマイナス成長 1~3月 新型コロナ #nhk_news https://t.co/qLxyNdfaYd
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年5月7日
フィリピン統計庁が7日発表したことし1月から3月までのGDPの伸び率は、去年の同じ時期と比べてマイナス0.2%で、前の3か月のプラス6.7%から大きく落ち込みました。
フィリピンで四半期ごとのGDPがマイナス成長になったのは、アジア通貨危機後の1998年の第4四半期以来、およそ21年ぶりです。
これは、ことし1月に首都マニラに近い火山が噴火し、近隣の工業団地などに被害が出ていたことに加え、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3月中旬から首都マニラを含む北部ルソン島全域で市民の移動や企業の経済活動を大幅に制限する措置が行われたことによるもので、製造業や小売り業、建設業など幅広い業種で業績が大きく落ち込みました。
フィリピン国家経済開発庁のチュア長官代行は「全く予想外の社会的、経済的リスクに直面している。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、経済が多大な犠牲を払っていて、このままでは過去最悪の景気後退となる可能性もある」と述べました。
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