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ロシアのプーチン大統領は9日、ナチス・ドイツに対する勝利を祝う記念日にあわせて演説し、「われわれの祖先は、祖国を救い、ヨーロッパを解放した」と述べ戦争の終結にかつてのソビエトが果たした役割を改めて強調しました。

ことしは戦勝75年にあたることからヨーロッパ各国や日本、中国などの首脳を招いて、赤の広場での軍事パレードをはじめ、大規模な祝賀行事を行う予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期となりました。

さらに、プーチン大統領は、「共通の記憶と希望、そして将来に対する責任がわれわれを結び付けている。ロシアが一つにまとまれば決して負けない」と訴えました。

ロシアでは、感染者が19万8000人を上回り、亡くなった人は1800人を超えて、感染拡大に歯止めがかからない状態になっています。

また、1か月以上続く休業措置や、外貨収入の柱の1つである原油の価格急落で経済も悪化しています。

こうした事態を受けて、プーチン大統領は、ロシアで愛国心が高まる戦勝記念日にあわせて、国民に団結を呼びかけたものとみられます。

ロシア極東のサハリン州が事実上管轄する北方領土でも、9日、第2次世界大戦でナチス・ドイツに勝利した記念日にあわせて行事が行われ、大戦の犠牲者を追悼しました。

このうち、北方領土択捉島では、島に駐留する軍の幹部や行政府の代表などが記念碑に花を手向けたほか、軍のヘリコプターが隊列を組んで飛行しました。

北方領土では、これまでのところ、新型コロナウイルスの感染者は確認されていませんが、感染防止のため、軍事パレードなどは行われませんでした。

#日露

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