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出光興産の発表によりますと、ことし3月までの1年間の決算は、最終的な損益が229億円の赤字となりました。

これは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ガソリンや航空機の燃料の販売量が減少したことや、世界的に原油価格が急落し、備蓄している原油の評価額が大幅に下がったことなどによるものです。

出光興産の最終損益が赤字となるのは、昭和シェル石油との経営統合前の2016年3月期以来、4年ぶりです。

木藤俊一社長は記者会見で「今後、原油価格の低迷は長期化する可能性もある。国内では、特にガソリンの需要の落ち込みがどの程度、どこまで続くか注視したい」と述べました。

石油元売り各社は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で軒並み業績が悪化していて、ことし3月期の決算では最終損益が、最大手のJXTGホールディングスは1879億円の赤字、コスモエネルギーホールディングスは281億円の赤字となっています。

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