食糧不足 世界で2億7000万人の倍増見通し 新型コロナ影響 #nhk_news https://t.co/Ve5TqHqqsR
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年6月30日
WFPは29日に発表した報告書で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、世界で十分な食糧を得られない人は、ことし末までに感染拡大前より2倍近く増えて2億7000万人に達するという見通しを示しました。
この中で、最も影響が深刻なアフリカでは、職を失う人が増え、各国で働く家族などからの「仕送り」も急激に減ることで、特に中西部では5700万人余りが食糧不足に陥るとしています。
また、去年大規模な干ばつに見舞われるなどした中南米では感染拡大前のほぼ3倍に当たる1600万人が影響が受けると指摘しています。
WFPはこれまでで最も多い1億3800万人に支援を行うことにしていますが、食糧を必要とする人の急増に対応するため、年末までに49億ドル(およそ5200億円)が必要だとしています。
WFPのビーズリー事務局長は「前例のない危機には前例のない対応が必要だ。迅速かつ効果的に対応しなければ多くの命が失われてしまう」と指摘し、国際社会に支援を求めています。
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