ロシア極東 野党知事を殺人関与疑いで拘束 政権側圧力の指摘も #nhk_news https://t.co/KDCSJNE3v4
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年7月10日
拘束されたのはロシア極東のハバロフスク地方のフルガル知事です。
フルガル知事は極右政党「ロシア自由民主党」に所属し、おととしの選挙でプーチン政権与党の現職を破って、ロシアでは数少ない野党所属の知事となっていました。
ロシアの捜査委員会は9日、フルガル知事が企業経営者だった2004年と2005年に、ロシア極東で起きた実業家の殺人事件や殺人未遂事件に関与していた疑いがあるとして、知事を拘束したと発表しました。
ハバロフスク地方は去年の地方議会選挙で政権与党が大敗したほか、今月1日に行われた憲法改正の全国投票でも、反対票の割合が国内平均より10%以上高く、プーチン政権への反発が強い地域の1つです。
このため、野党勢力や政治学者の一部は政権側による圧力の可能性を指摘していて、地元では拘束に抗議する活動の呼びかけが広がるなど反発が強まっています。