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ロイター/イプソスが実施した11月の米大統領選に向けた世論調査で、野党民主党の候補指名獲得を確実にしているジョー・バイデン前副大統領への支持が、再選を目指すトランプ大統領を8%ポイント上回った。

調査は15─21日、成人4430人を対象に実施。登録有権者3744人と、主要政党の候補者を支持したことはないとする登録有権者595人が含まれる。

調査では、登録有権者の46%がバイデン氏、38%がトランプ氏を支持すると回答した。

残りの16%は、まだ決めていない、二大政党以外の候補者を支持する予定、投票しない可能性がある、との回答だった。

トランプ大統領は22日、FOXテレビのインタビューで、「メディアが私のことを『不能』だとか『正気でない』などと言うので、私は1年ほど前に、そうした人々を黙らせるために認知機能をはかるテストを受けた。結果は満点だった」と述べました。

そのうえで、野党・民主党の候補者指名を確定させているバイデン前副大統領について、「同様のテストを受けるべきだ。敬意を払ったうえで言うが、彼はどこかおかしい。いずれ誰もがそうなるが、そのリスクを冒すことはできない」と述べ、77歳と高齢のバイデン氏は認知能力に問題があると示唆する独自の主張を展開しました。

そして「大統領は頭の切れる人物でなければならない。習近平国家主席プーチン大統領は頭がよく、100%でない人物を大統領にするわけにはいかない」と述べ、バイデン氏ではなく自分こそが大統領にふさわしいと主張しました。

秋の大統領選挙に向けて、自身も74歳となったトランプ大統領は、世論調査の支持率でバイデン氏に水をあけられていて、攻撃を強めることで、失地回復につなげたいねらいがあるものとみられます。

#米大統領

トランプ大統領は22日、ホワイトハウスで行った記者会見で、中西部イリノイ州のシカゴと西部ニューメキシコ州アルバカーキの2都市について、治安が悪化しているとして連邦政府の職員数百人を派遣する考えを明らかにしました。

トランプ大統領「凶悪な犯罪に悩まされている都市に連邦政府の職員を送り込む。介入する以外に選択肢はなく、流血の惨事は終わらせなければならない」と述べ、殺人などの犯罪を抑え込むために必要な措置だと強調しました。

しかし、2つの都市の野党・民主党の市長は、不当な介入であり緊張を高めるだけだと反発しています。

トランプ政権は今月、西部オレゴン州で続く人種差別に抗議するデモの鎮圧のため、武装した連邦政府職員を派遣したことが反発を呼び、州の司法長官に提訴されています。

トランプ大統領としては秋の大統領選挙を見据え、「法と秩序」の回復を訴えることで強い指導者像をアピールするねらいがあると見られますが、相次ぐ連邦政府職員の派遣は、新たな政治的対立の火種になるとの見方も出ています。

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