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レバノンの首都ベイルートにある港で4日、大規模な爆発があり、町の広い範囲で建物や車が壊れるなどの大きな被害が出ました。

現地のメディアはレバノンの公衆衛生相の話としてこれまでに73人が死亡し、3700人がけがをしたと伝えています。

現地の日本大使館によりますと、ベイルート在住の日本人1人が割れたガラスで手足を切り、病院で手当てを受けましたが、けがの程度は軽いということです。

レバノン政府はテレビを通じて発表を行い、爆発があった倉庫には、爆薬の原料にもなる硝酸アンモニウムおよそ2750トンが2014年から保管されていたことを明らかにしました。

ただ、なぜ爆発が起きたのかはわかっておらず、今後、調査委員会を立ち上げて原因や責任の所在を調べたうえで、48時間以内に結果を公表するとしています。

これに先立ちディアブ首相は演説で、国民に対して団結を呼びかけたうえで、友好国などに支援を求めました。

レバノンは、長引く経済危機で政府の資金繰りが悪化し、反政府感情が高まっていて、今回の被害の社会への影響が懸念されます。

現地からの映像では港から数キロ離れたベイルート中心部でも建物の窓が割れ、道路上にガラスが散乱している様子が確認できます。

ベイルートに住むアリ・ガーデルさんは、NHKの取材に対し、「人生で初めて、こんな状況を目撃した。被害は甚大で、けがをした人たちが血を流しながら道路を走っていて、恐ろしい光景だった」と話しています。

トランプ米大統領は4日、レバノンの首都ベイルートで発生した大規模爆発について、攻撃のようだとの見方を示した。

トランプ氏はホワイトハウスでの会見で「米国はレバノンを支援する用意がある。恐ろしい攻撃のようだ」と語った。

また、爆発の様子について質問された際に、米軍当局者の見立てとして「爆弾のようなもの」による攻撃の可能性があると述べた。

レバノン内務相は現時点の情報では、爆発力が極めて高い物質が現場の倉庫に保管されており、それが爆発したとの見方を示している。

中東・レバノンの首都ベイルートでの大規模な爆発についてトランプ大統領は4日、ホワイトハウスで開いた記者会見で、「アメリカはレバノンを支援する用意がある。ひどい攻撃があったように見える」と述べました。

また、レバノン政府が倉庫に保管されていた化学物質が爆発したと説明している中、「攻撃」ということばを使った理由について記者団から質問されると、トランプ大統領「軍の高官と会って話をしたが、攻撃の可能性があると考えているようだ。何らかの爆弾のようだ」と説明しました。

一方、アメリカ国防総省は大統領の発言の直後に声明を発表し、ベイルートでの爆発は認識しており、積極的に調査を進めているが、現在のところ、爆発の原因やその影響について発表できることはない」として詳しい言及を避けました。

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