アメリカ トランプ大統領 カナダのアルミニウム関税10%上乗せ #nhk_news https://t.co/UrQsCYaKa5
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年8月7日
トランプ大統領は6日、中西部オハイオ州で演説し「偉大な会社と偉大な労働者を守っていく」と述べ、カナダから輸入するアルミニウムの一部に、10%の関税を上乗せすることを明らかにしました。
トランプ政権は、各国から輸入されるアルミニウムに高い関税を上乗せしていますが、カナダに対しては、NAFTA=北米自由貿易協定の見直しの合意に基づいて去年5月に対象から除外し、輸入量が急増した場合は関税を上乗せする条件を付けていました。
今回、関税を上乗せするのは、ここ数か月でカナダからのアルミニウムの輸入が急増しているためだとしていて、今月16日から適用するということです。
これに対してカナダ政府は「不当であり、対抗措置を講じる」という声明を出しました。
今回の措置は、ことし11月のアメリカ大統領選挙に向けて、自国産業と労働者を保護する姿勢をアピールするねらいがあるとみられます。