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ロシアでは、6年前から大規模な武器の見本市が開かれ、ことしは1500社が参加し、2万8000点を超える兵器や軍の装備品を出品しました。

23日の開幕式でミシュスチン首相は「軍におけるデジタル技術と人工知能の役割がことしの大きなテーマだ」と述べ、スーパーコンピューターやロボット技術を取り入れた兵器の開発を進める方針を強調しました。

会場の一角にはロシアの兵器メーカーが開発した最新の攻撃型ドローンも出品されました。

このドローンは長さが1メートルほどで最大で3キロの爆薬を積み、標的に自爆攻撃を仕掛ける性能を備えているということで現場を訪れた中国軍の関係者などが熱心に説明を聞いていました。

兵器メーカーの幹部はNHKの取材に対し、「この攻撃型ドローンはわが社がロシアで初めて開発した誘導型兵器です。コストが安く、信頼性が高い優れたものです」と話していました。

ロシアは近年、中国やトルコ、それにアフリカ諸国などに対して最新の武器を売り込むことで、軍事協力を強化しており、国営軍需企業「ロステク」によりますと、ロシアの去年の武器輸出の総額は日本円で1兆5000億円以上にのぼるということです。

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