仙台高裁の裁判官 SNS投稿で2回目戒告 「信頼を損ねる言動」 #nhk_news https://t.co/tXHCKHGf80
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年8月26日
仙台高等裁判所の裁判官が、フェイスブックへの投稿で裁判官の品位をおとしめたとして、最高裁判所は26日付けで戒告の懲戒処分にしました。この裁判官がSNSへの投稿で戒告を受けるのは2回目です。
戒告の懲戒処分を受けたのは、仙台高等裁判所の岡口基一裁判官(54)です。
去年11月、自身のフェイスブックで、女子高校生が殺害された事件の遺族について「自分を非難するように東京高等裁判所などに洗脳されている」という投稿をし、最高裁判所の分限裁判で処分が審理されていました。
最高裁判所大法廷の大谷直人裁判長は、26日付けで決定を出し「犯罪被害者や遺族の心情を理解し、配慮することのできない裁判官ではないかという疑念を広く抱かせ、裁判官に対する国民の信頼を損ねる言動だ。ツイッターへの投稿で戒告を受けてから、わずか1年後に今回の投稿に及んでいて、およそ見過ごすことができない」として、戒告の懲戒処分にしました。
岡口裁判官は以前にも、この事件に関するツイッターへの投稿で東京高裁から厳重注意を受けたほか、おととしにも別の裁判に関するツイッターへの投稿で戒告の懲戒処分を受けていました。
仙台高等裁判所は「当高裁所属の裁判官が戒告とされるに至ったことは遺憾であり、このことを重く受け止めている」とコメントしています。
d1021.hatenadiary.jp
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