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安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙をめぐって、竹下派参議院議員が、31日朝、東京都内で会合を開きました。

会合には、派閥の参議院側の会長を務める関口自民党参議院議員会長や尾辻元参議院副議長らが出席しました。

竹下派参議院議員の多くは、前回おととしの総裁選挙で衆議院側とは行動を別にし、石破元幹事長を支持しました。

このため、会合では「派閥全体で一致した行動を取れるよう流れをつくっていくべきだ」といった意見が出され、関口氏に対応を一任することを確認しました。

また、派閥の衆議院側に参議院側の意向も尊重するよう求めていくことになりました。

安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙で、麻生派の会長を務める麻生副総理兼財務大臣は、菅官房長官が立候補した場合は、支持することで派内をまとめるよう幹部に伝えました。

一方、麻生氏は派閥に所属する河野防衛大臣とおよそ1時間、会談しました。

河野大臣は総裁選挙への対応について「しっかり考えていきたい」と述べていて、会談では麻生氏が派閥としては菅氏を支持する方針を伝えたものとみられます。

会談のあと、河野大臣は「立候補するのか」と記者団が質問しましたが、何も答えませんでした。

自民党竹下派は、前回・おととしの総裁選挙で、安倍総理大臣と石破元幹事長のどちらを支持するか派内で対応がわかれ、事実上の自主投票となりました。

31日は所属議員およそ50人が集まって対応を協議し、若手の衆議院議員から茂木外務大臣の立候補を求める意見が出た一方で、一部の参議院議員からは慎重な声が出されました。

派閥の会長の竹下元総務会長は「これまで派閥として一枚岩で戦える体制を作り、候補者を出したいと言い続けてきた。今回は突然のことで準備ができておらず、心の中で大波が揺れているが、どこかで決断しなければならずその時は受け入れてほしい」と述べ、状況を見極めながら引き続き対応を検討することになりました。

安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙で、党内最大派閥の細田派は会合を開き、会長の細田元幹事長に今後の対応を一任することを決めました。

会合では、「国難とも言える新型コロナウイルスに対応できる適切な候補者を選ぶ必要がある」といった意見が出され、今後の対応を会長を務める細田元幹事長に一任することを決めました。

ただ、派内では下村選挙対策委員長や稲田幹事長代行を念頭に、独自の候補者を出すべきだという意見も残っています。

会合のあと、派閥の事務総長の松野元文部科学大臣は、「総裁選挙の方法や日程が決まったあと、派閥としての対応は細田氏が判断する」と述べました。

一方、下村氏は「派閥全体が一致して応援していただけるのであれば立候補したい」と述べたほか、稲田氏は「安倍政権の路線を継承し、さらに改革を進めていくのに何がいちばんいいか考えていきたい」と述べました。

自民党の稲田幹事長代行は31日午後、総理大臣官邸で安倍総理大臣と会談しました。

稲田氏はこれまで、チャンスがあれば総裁選挙に挑戦したいという考えを示しています。

会談で安倍総理大臣は、「焦らずに一歩一歩、頑張っていけばいい」と述べたということです。

このあと稲田氏は記者団に対し、「女性がリーダーを目指すことに意義があるという認識は変わっていない。応援してくれている同志もいるので、安倍総理大臣のアドバイスも踏まえ、何が必要かを考えたい」と述べました。

自民党二階派は、幹部が会合を開き、菅官房長官が立候補した場合には支持する方針を確認しました。

また、派閥として菅氏に直接、立候補を要請すべきだという意見が出され、所属議員の署名を集めることになりました。

自民党内では31日、菅官房長官に対し、総裁選挙への立候補を求める動きが相次ぎました。

このうち菅氏と同じ平成8年の衆議院選挙で初当選した、麻生派佐藤元総務大臣や岸田派の竹本IT担当大臣、二階派の吉川前農林水産大臣らは31日午後、菅氏に立候補を要請しました。

吉川氏は記者団に対し、「新型コロナウイルス対策などをしっかりできるのは菅氏ただ1人だ。強い要請をしっかりと受け止めてもらった」と述べました。

また、菅氏に近い無派閥の若手議員グループも立候補を要請しました。坂井学衆議院議員は「立候補を前向きに検討したいと応じていただいた。無派閥で世襲議員でもない、私たちの活動を応援してくれていたことへの恩返しがしたいと伝えた」と述べました。

一方、菅氏は安倍総理大臣の出身派閥で、党内最大の細田派の会長を務める細田元幹事長と会談したほか、竹下派に影響力を持つ青木幹雄官房長官の事務所を訪れました。

自民党谷垣グループは緊急の会合を開き、今回の総裁選挙では広く国民の意見を聞く必要があるとして、党員投票の実施を強く求めていく方針で一致しました。

会合のあと中谷 元防衛大臣は、記者団に対し「去年の参議院選挙では、河井案里氏側に1億5000万円が党本部から振り込まれた件もあり、党費が何に使われているか疑問に思う党員も多い。党員や国民の声を聞くことが大事だ」と述べました。

安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙は、菅官房長官が立候補の意向を固め、派閥の幹部らに協力を要請したものとみられます。
党内第2派閥の麻生派に加え、二階派も菅氏を支持する方針で、菅氏への支持が広がりを見せています。

一方、党幹部は総裁選挙の方法について党員投票は省略し、9月14日に両院議員総会を開いて投票を行うことになるという見通しを示しました。

安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙で、官房長官は立候補の意向を固め、総裁選挙の日程などが決まった段階で最終的に判断し、正式に表明する見通しとなりました。

ただ、31日の記者会見では、「私自身の件も含めて自民党総裁選挙についてはコメントは差し控えたい」と述べるにとどめました。

官房長官は31日、党内最大派閥の細田派の細田元幹事長や竹下派に影響力を持つ青木幹雄官房長官らと会談し、協力を要請したものとみられます。

一方、党内第2派閥の麻生派は、会長を務める麻生副総理兼財務大臣が、菅氏を支持することで派内をまとめるよう幹部に指示したほか、二階派も幹部の会合で菅氏を支持する方針を確認しました。

また、無派閥の若手議員グループが菅氏に立候補を要請し、菅氏は「立候補を前向きに検討したい。その覚悟だ」と述べました。

さらに、菅氏と同じ、平成8年初当選組の岸田派や二階派などの議員も立候補を要請するなど、菅氏への支持が広がりを見せています。

岸田政務調査会長は、派閥の会合で、「ぶれることなく戦いに向けて、準備を進めていきたい」と述べ、立候補への意欲を重ねて示しました。

岸田氏は、安倍総理大臣や竹下派会長の竹下元総務会長らと相次いで会談し、総裁選挙での協力を要請しました。

石破元幹事長は派閥の会合に出席しました。

会合では、石破氏の立候補をめぐって意見が交わされ、立候補するかどうかの判断は、石破氏に委ねることを決めました。

石破氏は「期待を裏切らない自分でないといけない。党員や都道府県連に、情報を早く伝える必要がある」と述べ、近く態度を表明したいという考えを示しました。

一方、総裁選挙について、党幹部は来月8日に告示し、党員投票は省略し、14日に両院議員総会を開いて投開票を行うことになるという見通しを示しました。

これに対し、中堅・若手議員らは、開かれた手続きで総裁を選ぶべきだとして、党員投票を実施するよう二階幹事長に要望しました。

小林史明衆議院議員は「新しいリーダーを選ぶには、幅広い声を聞く形で総裁選挙を実施すべきだ」と述べました。

自民党は、1日の総務会で、総裁選挙の方法や日程などを協議することにしています。

安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙をめぐり、立候補に意欲を示す岸田政務調査会長は、来月、みずからの政権構想などをまとめた著書を出版するのを前に31日記者会見しました。

この中で、岸田氏は総裁選挙をめぐり、立候補の意向を固めた菅官房長官への支持が広がりを見せていることを踏まえ、現時点の認識を問われたのに対し「厳しい環境にあるとは思う。戦いは最後まで諦めてはいけないのが基本で、逆風の中にあっても戦い続けなければならない。状況の変化をしっかり踏まえ、努力し続けることで活路を見いだしていきたい」と述べました。

また、岸田氏は、中堅・若手議員らが党員投票を実現するよう二階幹事長に要望したことに関連し「党員投票などを通じて多くの皆さんの声をくみ上げることは重要だ。最大限検討してもらいたい」と述べました。

東京都は31日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて100人新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1日の感染の確認が100人以上となるのは7日連続です。

年代別では、
▽10歳未満が5人、
▽10代が1人、
▽20代が31人、
▽30代が19人、
▽40代が18人、
▽50代が12人、
▽60代が6人、
▽70代が5人、
▽80代が2人、
▽90代が1人です。

100人のうち、51人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、49人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて2万817人になりました。

また、8月の1か月での感染確認は、月別で最も多かった先月の6466人を上回り8126人でした。

一方、都の基準で集計した31日時点の重症の患者は32人で、30日より2人減りました。

また、都は、感染が確認された3人が死亡したことを明らかにしました。

これで都内で死亡した人は合わせて363人になりました。

安倍総理大臣は、午前10時すぎからおよそ30分間、アメリカのトランプ大統領と電話で会談しました。

この中で安倍総理大臣は、総理大臣を辞任することを伝えたうえで、トランプ大統領との深い信頼関係のもと、数多くの往来や電話会談を重ねて協力を深め、これまでになく日米関係が強固になったと謝意を述べました。

そして「後任の総理大臣も、日米同盟を強化していくことに変わりはないので安心してもらいたい」と述べました。

これに対しトランプ大統領は「最も親しい友人である安倍総理大臣の辞任を寂しく思う。しっかり療養して健康状態を回復してもらいたい」と述べ、安倍総理大臣がこれまで強いリーダーシップを発揮してきたとして、繰り返し感謝を述べました。

また、安倍総理大臣は、北朝鮮弾道ミサイルの能力を向上させるなど日本を取り巻く安全保障環境が厳しくなっていることを踏まえ、ミサイル防衛体制を含む新たな安全保障戦略の策定を進めており、緊密に連携していきたいという意向を示したほか、拉致問題についても、引き続き、解決に向けた支持を求めました。

さらに、新型コロナウイルスの治療薬やワクチンの開発などで協力していくことでも一致しました。

安倍総理大臣は、31日夕方、ロシアのプーチン大統領とも電話で会談する予定です。

日米首脳会談についてホワイトハウスは声明を発表しました。

それによりますと、「トランプ大統領安倍総理大臣は過去4年間を振り返って詳細を語り合った。2人は非常にすばらしい関係を築いたと話し合った」ということです。

また「トランプ大統領安倍総理大臣を日本史上、最も偉大な総理大臣と呼び、すばらしい仕事を行い、日米関係は、今、かつてないほど最良の関係になっている」と述べて高く評価したということです。

さらに「安倍総理大臣はまもなく辞任するものの、安倍総理大臣が日本の将来に向けて大きな役割を担い続けることは間違いないと大統領は指摘した」ということです。

日米首脳会談を受けてトランプ大統領は、ツイッターに「私の友人である日本の安倍晋三総理大臣とすばらしい会話をした。シンゾーは、日本史上、最も偉大な総理大臣とすぐに認められるだろう。特別な男だ!」と書き込み、安倍総理大臣をねぎらいました。

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