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 まず色即是空の色は物体のことです。空は「とらえ

どころがないこと、あるようでないこと、ないようで

あること」 これは無ではなく空です。運動の根本は

この空です。ある場所にあるようで実はないこと、こ

れが運動です。『ない』と『ある』は矛盾です。この

矛盾を解決するのが運動であり空なのです。

 マルクスエンゲルスは釈迦より2500年も後に

唯物弁証法の中でこの矛盾の統一(止揚こそ運動や

変化の本質である、と書きました。

 さて次の諸法空想は不増不減、不生不滅だ、という

点にうつりましょう。これは宇宙に本質的諸法則は不

変なもの、とします。不変な諸法則とは何だ。それは

言わずもがな、ニュートンの法則、マックスウェルの

電磁気の法則、シュレーディンガー量子力学の法則

です。

 このような本質的基本法則は不変なもの、という

般若心経の哲学こそアインシュタイインの

  相対性原理

だったのです。これは相対性理論の出発点の哲学で

した。(拙著 講談社現代新書(WEB)参照)

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自発的対称性の破れ

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「自己は自己を否定するところにおいて真の自己である」

「絶対矛盾的自己同一」

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そのとき、永遠の時間が流れる。
それが「空」だ。

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対立はすでにその奧に統一を予想し、変化はその根底に不変を内含してゐる。我々は統一なくして対立を考へることはできず、不変を離れて変化を解することができない。善悪が相対的区分だといふことは、同時に善悪を統一する根本原理を示現してをり、道徳が変化するといふことは直下に道徳の不変を証明してゐる。
 ただし道徳の不変といつても、それはいついかなる場合にも充当し得る行為の模型が存する意味ではもちろんなく、いついかなる場合にも道徳を成立せしめる根本原理が存在するといふ意味である。善悪の区分とてもその通り、いついかなる場合にても善悪を立て得る根本原理が存在してゐるのである。

おおた 中学受験を前提として、基礎学力をつけるには公文かそろばんか――って昔からあるテーマですね。

 そろばんは、「そろばん道場」というように一種の「道」であって、勉強とはちがう集中力とか“ゾーンに入る経験”などが得られると思うんです。そこは、公文にはないそろばんの魅力であり神秘的な部分ですよね。

安浪 道場は「しつけ」てもくれますしね。

おおた 一方で、コロナ休校のようなときには、公文の良さが発揮されると思います。好き嫌いは当然あるけれど、一応、例題を見てマネして数をこなすという作業で進めることを前提にしているから。

安浪 1人でできますしね。私は、母親が公文の先生をしていたので「公文っ子」なんですよ。小4で高校教材を解いていたんですけど、そのせいで、いわゆる算数ができなくなったみたいで……。公文はパターン学習だから思考力がいらないんです。

おおた 公文は代数の計算問題をいかに効率よく解くかに特化してつくられたメソッドですからね。

安浪 だから私、「数量」の分野に弱いんです。数字はあくまで「数字」であって、「数」という量的概念を持たずにきたので、男子最難関校の数量分野の問題、今でも苦手なんですよ。

安浪 子どもの学力が伸びる時期もまちまちで、4年生あたりは学力をはかるのが難しい時期ですからね。

「うちの子、算数ができないんです」とG君のご両親に相談されたのは5年生の春。算数の偏差値は40でした。実際にG君を指導してみると、考え方の道筋を示されれば「あ、そういうことか」と自力で解き進めていき、「こういうふうにも考えられるよね」と別解をどんどん見つけ、自分の言葉で説明してくれます。「実際は60近いポテンシャルがある」という手ごたえどおり、最終的に難関校を受験するまでに至りました。

 一方、最難関校を目指しているMちゃんは5年生の終わり頃まで偏差値が60近くありましたが、解法を丸暗記して基礎が脆弱な、いわゆる「フェイク学力」。6年生の内容はどんどん高度になるし、暗記で太刀打ちできなくなるよとさんざん伝えましたが、勉強の仕方を変えないままどんどん成績が下がっていき、最終的に偏差値50台前半に落ち着きました。

おおた たぶんMちゃんは丸暗記の勉強法をするしかない子だったんでしょうね。Mちゃんは、中学受験で難関校に入るような学力をつける勉強スタイルには向いていない子だったんだろうなと思う。そういう個性をもともと持っていた。

安浪 このMちゃんみたいな子はけっこう多くて……。実は、こういう子ほど、しっかりと丁寧に教えればちゃんとできるんです。勉強のやり方を知らないだけだから、プロをつけて基本からやり直すとか、塾でいい先生に出会うといった「ちがう勉強のやり方」を教えてもらうことがカギになるんです。

おおた なるほど。僕はどんな勉強法をしていても、それを1つの個性と認めるといった話をしましたが、でも一方で、単に勉強法を知らないだけかもしれない。指導さえ受ければ変わるかもしれない、と。

安浪 変わるんです、こういう子たちは。

おおた ただ、このMちゃんの勉強法が個性ではなくて、親が目先の点数をとらせることに一生懸命になっているから子どもがそうせざるを得なくなっているとしたら、それは不幸だと思います。

安浪 実際のところ、親が目先の点数をとらせようとしてやっているんです。

おおた そうですか……。

安浪 丸暗記の勉強法をする子にも2種類います。親がやらせている子と自分で考えてやっている子。この両者では、中高に上がったときに学力の伸び方がちがうんですよ。

おおた そうなんですか!

安浪 中学受験でどちらの子が受かりやすいかというと、親がやらせている子です。最難関校を目指して猛勉強させる家庭は、この「力技」で難関校に案外合格させることができちゃったりするんです。

 でもこのやり方の一番不幸なところは、中高に入ってもその「力技」の勉強法をし続けないと、点がとれないということ。子どもは中学に入ってもこの勉強法をさらに加速させないといけないから疲れ果ててしまう。反抗期も始まるし、本当にかわいそうです。結局、学校をやめたり、大学受験で3浪、4浪したりしてしまうんです。

 一方、「暗記勉強法」を自分で確立してきた子は、先生であれ本であれ、正しい勉強の仕方と出合って軌道修正をかけることができます。特に、主体性が育つ中学校時代に自分の力で勉強方法を確立できるのは大きな財産ですよね。

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#勉強法