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韓国の気象庁によりますと、台風10号は今月7日に韓国南部に上陸したあと、北朝鮮に向かって朝鮮半島を縦断する見通しだということです。

韓国のチョン・セギュン首相は、4日、政府の対策会議で台風10号について、3日に2人が死亡する被害が出た台風9号よりも強力だとして、危機感を示しました。

さらに台風10号の予想される進路が、朝鮮半島の中心付近となっていることから、より大きな被害が発生する可能性があるとして、関係省庁と自治体に万全の態勢をとるよう指示しました。

また韓国の公共放送KBSは、台風10号が勢力を強めながら朝鮮半島に接近してくる様子を、地図上に示して繰り返し伝えているほか、新聞各社も「台風が朝鮮半島を貫通する」などとする見出しをかかげ、警戒感が高まっています。

韓国北東部では3日、台風9号の影響で川が増水して橋が崩落しましたが、その直前、異変に気がついた近くの住民が、橋を渡ろうとした車に身ぶり手ぶりで合図して引き返させ、被害を未然に防ぎました。

韓国の公共放送KBSなどによりますと、3日の朝、台風9号の影響で北東部のカンウォン(江原)道ピョンチャン(平昌)を流れる川が増水して流れが急になり、全長150メートル、幅8メートルの橋の一部が崩落して濁流に飲み込まれました。

橋の近くに設置された監視カメラの映像では、橋が崩落する30秒ほど前、近くの住民が異変に気がついて、橋を渡ろうとしていた車に引き返すよう身ぶり手ぶりで合図をしました。

それを見た車は前進をやめて引き返したため、その直後に橋は崩落しましたが、巻き込まれずに済みました。

住民は、橋が崩落する直前、橋がねじ曲がったように見え、とっさに行動したということで、KBSは「1人の市民の素早い対処が大きな事故を防いだ」として称賛しました。

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