ノーベル賞の本庶さん 受け取り拒否の特許使用料に課税 国税局#nhk_news https://t.co/fySIm9LpE4
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年9月10日
京都大学特別教授の本庶佑さんは、大阪の製薬会社、小野薬品工業と共同でがん治療薬の「オプジーボ」を開発し、開発途中の2006年に特許使用料の支払いなどの契約を結びました。
本庶さん側や関係者によりますと、特許使用料が低すぎるなどとして本庶さんは受け取りを拒否し、小野薬品工業は拒否された分を法務局に「供託」という形で預けていたということです。
これについて大阪国税局は、受け取りを拒否しているものの、契約に基づき支払われたもので、本庶さんは所得税を納める必要があるとして、おととしまでの4年間の特許使用料、およそ22億円の申告漏れを指摘したということです。
追徴税額は過少申告加算税を含めおよそ7億円で、本庶さん側の関係者によりますと、供託金を受け取らずに放置していても追徴課税は免れず、さらに今後増えるとして、供託金を全額受け取ったうえで修正申告し、納税したということです。
本庶さんは「基本的に弁護士や税理士と相談して、法律に従ってすでに対応した。プライベートの問題なので、これ以上コメントすることはない」と話しています。
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