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2001年9月11日に起きた同時多発テロ事件では、ハイジャックされた4機の旅客機が、ニューヨークの世界貿易センタービルや首都ワシントン郊外の国防総省などに激突し、日本人24人を含むおよそ3000人が犠牲となりました。

事件から19年となった11日、崩壊した世界貿易センタービルの跡地で追悼式典が開かれ、新型コロナウイルス対策でマスクを着用した遺族が参列し、旅客機が激突した時間に合わせて黙とうをささげました。

式典には野党・民主党の大統領候補バイデン氏やペンス副大統領も出席し、犠牲者の名前が一人一人読み上げられました。

事件をきっかけにアメリカはアフガニスタンでの軍事作戦に踏み切り、今も続く作戦は「アメリカ史上、最も長い戦争」とも言われています。

トランプ政権はその終結を目指し反政府武装勢力タリバンと和平合意に署名し、駐留するアメリカ軍の削減を進めていますが、現地の治安情勢は依然、改善していません。

またアメリカでは事件後、事件と関係のないイスラム教徒への憎悪犯罪ヘイトクライムが相次ぎましたが、ことしに入ってからは新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、アジア系の人たちへのヘイトクライムが急増していて、遺族の1人は怒りや憎しみを乗り越えたみずからの経験から、今こそ偏見や差別をなくすため力をあわせるべきだと訴えていました。

トランプ大統領は11日、同時多発テロ事件でハイジャックされた旅客機が墜落した東部ペンシルベニア州シャンクスビルの現場近くで開かれた追悼式典に出席しました。

この場でトランプ大統領は「アメリカは国民に脅威を与えるテロリストの追跡の手を決して緩めない」と述べました。

そして過激派組織ISの指導者、バグダディ容疑者や敵対するイランの革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことに言及し、アメリカの安全保障に貢献したと訴えました。

式典が開かれたペンシルベニア州は秋の大統領選挙の行方を左右する激戦州の1つで、トランプ大統領に続いて民主党のバイデン氏も現地入りして遺族とことばを交わし、犠牲者への追悼とともに選挙を意識した訴えだという受け止めも出ています。

米連邦下院選の南部ジョージア州第14選挙区で、陰謀論を広める勢力「Qアノン」信奉者の共和党候補マージョリー・グリーン氏の対抗馬だった民主党候補が11日、撤退を発表した。過激な陰謀論に共鳴する連邦議員の誕生が現実味を帯びてきた。

 11月の選挙で対抗馬だった民主党のケビン・バンオースダル氏は「個人的な理由で選挙戦を継続できなくなった」と説明した。

 QアノンはSNSで、民主党の有力政治家らを悪魔崇拝小児性愛者などとする根拠のない陰謀論を拡散。これと戦うのがトランプ大統領だと主張している。トランプ氏は8月、グリーン氏をツイッターで称賛した。

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