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ベラルーシのルカシェンコ大統領は14日、先月大統領選挙の結果をめぐって大規模な抗議活動が始まって以降初めてロシアを訪れ、プーチン大統領と直接、会談しました。

会談でプーチン大統領は、ルカシェンコ政権が、今後、憲法を改正し、大統領選挙を行う方針を示していることに支持を表明したうえで、新たな経済支援策として日本円でおよそ1590億円の融資を提案しました。

またベラルーシのことは外部の圧力を受けることなく、ベラルーシ人どうしが落ち着いて対話し、共通の決定にたどりつくことが望ましい」と述べ、ルカシェンコ政権を非難する欧米をけん制しました。

ルカシェンコ大統領は謝意を示し、「ロシアは兄のような存在で、より緊密に連携し、経済を含むあらゆる問題で協力していきたい」と述べました。

今回の会談でロシアがルカシェンコ政権を支持する姿勢を改めて示したことについて、ベラルーシの反政権派のリーダーのひとり、チハノフスカヤ氏が「私たちを弾圧するためにロシアの税金を使わないで」とSNSに投稿するなど、反政権派からはプーチン大統領に対する失望の声が上がっています。

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