イタリア 上下院の議員定数 一気に約3分の1減へ #nhk_news https://t.co/qUO6DpD7ZB
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年9月22日
イタリアは長年、議員の汚職や不正が問題になっていて、おととしの選挙では、既成政党を批判し、議員定数の削減を公約に掲げた新興政党の「五つ星運動」が躍進しました。
連立政権を率いる「五つ星運動」の主導で議会は議員定数を大幅に削減する憲法の改正案を可決し、20日から21日にわたってこの改正案の賛否を問う国民投票が行われました。
改正案では議会上院は現在の315人から200人へ、議会下院は現在の630人から400人へと、およそ3分の1削減するとしています。
イタリア内務省によりますと開票はすべて終わり、賛成はおよそ70%、反対はおよそ30%で、議員定数を削減する案は賛成多数で承認されました。投票率は51.12%でした。
この結果、次の選挙から、議員定数は一気に340人以上減ることになりました。
「五つ星運動」の前代表のディマイオ外相はツイッターに「きょう成し遂げたのは歴史的な結果だ。五つ星運動がなければ実現しなかった」と投稿し、成果を強調しました。
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