イギリスとEU最後の交渉始まる 依然大きな隔たり #nhk_news https://t.co/mkLruaKCLV
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年9月29日
イギリスがことし1月にEUを離脱したあと、双方は自由貿易協定などの交渉を続けています。
交渉は年末までの移行期間中に行うことになっていますが、議会での承認の手続きなどを考慮して、イギリスのジョンソン首相は10月半ばを交渉の期限だとしています。
これを前に29日、最後の交渉がブリュッセルで始まりました。
漁業権や、政府による企業への補助金のルールなどをめぐって、妥協点を探る努力が続けられていますが、双方の立場は依然として大きく隔たっています。
この自由貿易協定の交渉が決裂した場合に備えて、イギリス政府は今月、離脱する際にEUと合意した北アイルランドに関する取り決めをほごにする内容を含む法案を提出し、これにEUが強く反発しています。
この法案はイギリスの議会下院で29日、賛成多数で可決され、この後、上院での審議に移ることになります。
EUはさらに反発を強めるものとみられ、すでに厳しい交渉にも影響を与えるものとみられます。
#EU
英GDP マイナス19.8%に修正 過去最大の落ち込み変わらず #nhk_news https://t.co/Thhfh6t4xe
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年9月30日
イギリスの統計局は30日、ことし4月から6月までのGDPについて、最新の統計をもとに改定した結果を発表しました。
それによりますと、前の3か月に比べた実質の伸び率はマイナス19.8%、年率に換算するとマイナス58.7%となり、8月発表された速報値から上方修正されました。
ただ、新型コロナウイルスによって経済活動が深刻な影響を受けたことから、四半期での統計を取り始めた1955年以降、最大の落ち込みであることに変わりはなく、落ち込みの幅は同じ時期の日本やアメリカ、それにユーロ圏を大きく上回っています。
イギリスでは、感染が再び拡大して景気への影響の長期化が懸念されているほか、自由貿易協定などをめぐるEU=ヨーロッパ連合との交渉も難航していて、経済の先行きは依然として不透明な状況です。
#経済統計