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菅総理大臣は就任後初めての外国訪問として今月18日から4日間の日程でベトナムインドネシアを訪問し、ベトナムのフック首相やインドネシアのジョコ大統領と首脳会談を行う方向で調整しています。

ベトナム外務省のハン報道官は15日、首都ハノイで開かれた記者会見で「菅総理大臣がベトナムを最初の訪問先に選んでくれたことを歓迎し、感謝する。両国の広範な戦略的パートナーシップがさまざまな分野で着実に発展している証しだ」と述べました。

そのうえで「今回の訪問によって両国の関係はさらに強化され、新型コロナウイルスで影響を受けた両国の経済の回復は加速するだろう」と期待を示しました。

ベトナムは、ことし1月から9月までの経済成長率が2.12%と、この10年で最も落ち込んでいて、菅総理大臣の今回の訪問をきっかけに日本からの投資をさらに呼び込み経済を活性化させたい考えです。

また、南シナ海の領有権をめぐって争う中国を念頭に、安全保障の分野でも日本との連携強化を図りたい思惑があるとみられます。

政府は、菅総理大臣が、就任後初めての外国訪問として、18日からベトナムインドネシアを訪れることを正式に発表しました。

これは、加藤官房長官が、閣議のあとの記者会見で明らかにしたものです。

それによりますと、菅総理大臣は、就任後初めての外国訪問として、18日から4日間の日程でベトナムインドネシアを訪れるということです。

このうち、ベトナムでは、フック首相との首脳会談や、ASEAN東南アジア諸国連合に関する政策スピーチを行うほか、インドネシアでは、ジョコ大統領との首脳会談で、新型コロナウイルス対策を含む幅広い分野の協力や連携の強化を確認したいとしています。

加藤官房長官は「ベトナムインドネシアの両国との間で、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けた協力や南シナ海の問題、北朝鮮情勢への対応など、地域と国際社会の喫緊の課題について意見交換を行う予定だ」と述べました。

菅総理大臣は、東京都内で講演し、18日から、就任後初めての外国訪問として訪れるベトナムインドネシアについて、「自由で開かれたインド太平洋を実現していくうえで、不可欠の両国だ。日本がこの地域の平和と繁栄に貢献することを主導すると、国の内外にしっかり示していきたい」と述べました。

また、今月26日に召集される見通しの臨時国会で行う所信表明演説について、「何度も、私自身の思いを推こうしながら、今、文案を作っている。初心を忘れずに、特に自民党総裁選挙で約束をした、不妊治療をはじめとする子育て支援や全体の社会保障制度をしっかり実現して、国民の皆さんの期待に応えていきたい」と述べました。

さらに、菅総理大臣は、デジタル化の推進について、「新型コロナウイルスとの戦いを通じて、行政サービスや民間のデジタル化の遅れなど、さまざまな問題が浮き彫りになった。私の内閣では、規制改革を『1丁目1番地』として、経済社会を一変させる、転換期にしたい」と述べました。

バンコクでは14日から、若者たちがプラユット首相の退陣や王制改革などを求めるデモを断続的に行っているのに対し、政府は15日、5人以上の集会を禁じ、通常の手続きがなくても逮捕できる非常事態宣言を出しました。

非常事態宣言が出されたあとも、若者たちはデモを続け、15日はバンコク中心部の大通りにおよそ1万人が集まったほか、16日も夕方から抗議活動を呼びかけています。

これに対し政権側は、デモが呼びかけられている会場に近づくことができないよう道路を封鎖したほか、警察官などおよそ3300人を配置し、厳戒態勢をとっています。

さらに警察は、スティダー王妃を乗せた車が14日にデモ隊の近くを通過した際、危害を加えようとしたなどとして、活動家と学生の合わせて2人を拘束したことを明らかにしました。

2人は起訴されて有罪となった場合、終身刑を科される可能性があり、政権側は、デモを徹底的に抑え込む方針です。

プラユット首相は16日、閣議を開いて15日の早朝に出した非常事態宣言の事後承認を得たあと、記者団の質問に応じました。

この中で記者団から「デモ隊はあなたの辞任を求めている。これにどう応じるのか」と問われたのに対し、プラユット首相はひと言「辞めない」と答えました。

また「デモを止めるために何か言いたいことはあるか」という質問に対しては「私は誰ひとりとして裁きを受ける姿を見たくない。もっと国を愛してほしい」と述べ、非常事態宣言や、そのほかの法律に従うよう呼びかけました。

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