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ソビエトアゼルバイジャンアルメニアによる係争地ナゴルノカラバフ自治州をめぐる戦闘は、10月10日の停戦合意後も続いています。

両国は、人道的な目的のため、18日から停戦することで改めて合意したと発表しましたが、戦闘がおさまるのか予断を許さない状況です。

アゼルバイジャンアルメニアは、係争地のナゴルノカラバフ自治州を巡って2週間近く大規模な戦闘を続けた後、ロシアの仲介で10月10日から停戦することで合意しました。

しかし、その後も、互いに合意違反があったと主張して戦闘が続いていて、合意から1週間となった17日、アゼルバイジャン側は、第2の都市ギャンジャが攻撃を受け、10人以上が死亡したと明らかにしました。

一方、アルメニア側も17日、自治州の中心都市ステパナケルトなどがアゼルバイジャン軍から攻撃を受け、多数の建物が破壊されけが人が出たと明らかにしました。

こうした中、両国の外相とロシアのラブロフ外相が17日、電話会談し、その後、双方の外務省は、捕虜の交換など人道的な目的のため、現地時間の18日午前0時、日本時間の18日午前5時から停戦することで改めて合意したと発表しました。

ただ、アゼルバイジャンのアリエフ大統領は17日、「アルメニア戦争犯罪を犯した」と述べ、報復する姿勢を強調し、アゼルバイジャンを支援するトルコも強硬な姿勢を崩しておらず、戦闘がおさまるのか予断を許さない状況です。

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